「本当の家族じゃないから」とずっと遠慮していた妹

幹久さんを失いたくないと強く思いながらも、余裕のない生活の中で、これからさらにレンにお金がかかる現実を考えると、無意識のうちに遺産を当てにしてしまう亜美。いつも両親を気遣い、お金にも気持ちにも余裕があるように見える菜美と自分を比べてしまい、心の中はぐちゃぐちゃになっているようでした。
積極的な治療は難しいと言われた幹久さんは、本人の希望もあり、自宅で介護をすることになりました。「立派なベッド、よかったね。リクライニングもスムーズだし・・・お父さんも楽になるね」そう言って菜美は微笑みます。幹久さんも「あぁ、ありがとう」と、なんだか嬉しそうです。

「お父さん思ったより元気だね、もしかしたらビックリするぐらい長生きするかも、私も毎日顔出すよ!それに・・・」私を元気づけようとしているのか、菜美はいつになくたくさん話します。私はそんな菜美に「菜美、落ち着いて」と声をかけました。

私は菜美に、幹久さんに恩返しをしようと無理をする必要はないと伝えました。「あなたは昔から『良い子』でいようとしすぎね」困ったように笑ってそう言うと、菜美は複雑な表情を浮かべて「・・・でも、私は」とつぶやきました。

「『お父さんの子じゃない、血がつながってないから』とでも言うつもり?そんなことを言ったらお父さんが悲しむわよ、あなたも亜美も、お父さんとお母さんの大切な娘」菜美の肩に優しく触れながらそう伝えると、菜美は涙を流しながら「私、亜美ちゃんからお父さんとお母さんを半分とっちゃったのかもって・・・ずっと大事に育ててもらって」と胸に秘めていた思いを打ち明けてくれました。

私は菜美を優しく抱きしめ、「私たちにとっては子育てしながらの楽しい毎日が本当に幸せだった、そんな2人がいい娘さんになって幸せに暮らしてる・・・それだけで十分恩返ししてもらってるのよ」と伝えました。「お母さん、私2人が大好き。まだ一緒にいたいよ」声を上げて、わんわんと泣く菜美。ずっと我慢していたけれど、本当は甘えん坊だったのね。
表には出さないだけで、菜美さんの中には、亜美さんから両親を半分奪ってしまったという思いがずっとあったのですね。誰も悪くないからこそ、気持ちの落としどころが見つからない。見ているこちらまで、つらくなってしまいます。
※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:ポジョ
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なるほど、そうですね。
純子さん夫妻が菜美さんを養女なさったマイナスって何かというと、
亜美さん 成績がふるわないのや夫選び、そして今の苦境?は変わりなかったと思います。
でも、贅沢が出来なくなったくらいの貧乏なら、比較相手はいないから、もっと大らかにいられたでしょう、大らかでいられwなくなったのがマイナス。
両親 亜美さんにそれほどきをつかわなくてよかった筈なのに~ここがマイナス。
菜美さん unknouwnですね。施設で育ったらハードモードだったけど、どこかの養子になって一人娘として育ったら気を使わなくてすんだでしょう。
人間余裕があると周りの人にも優しくなれるんだよね。
姉もあのまま裕福な生活が続けば歪んでいく事はなかった。
妹は良い子でいないと捨てられるかも。とずっと不安が付き纏っていたと思う。
お金は人をかえるんだな…