次女の新居に招かれた長女に笑顔はなし

お正月に直人さんがレンにお年玉を渡してくれました。ヒナには、仕事で来られなかった亜美の代わりに私が「亜美から」と言って渡しました。特に気にせずしたことでしたが、後日連絡をくれた亜美は、私が立て替えたお年玉を返さなくていいと言ったことで同情されたと感じたのか、「お金がないからとかじゃなくて、ちょっと忘れてただけだから。絶対返すから」と怒ってしまいました。
その後、しばらくして亜美たちは豪邸を売却し、2DKの賃貸マンションへ引っ越すことになりました。そして・・その1年後に、菜美たちは私たちの家の近所に一軒家を購入しました。

今日は、菜美たちの新居に私たち夫婦と亜美家族が招かれました。亜美たちはまだ着いていないようです。菜美の家はお庭もあって日当たりもよく、とても素敵なお家でした。「素敵なおうちね」と言うと、直人さんが「ヒナが犬を飼いたがったので、マンションと迷ったのですが一軒家にしました」とにこやかに答え、菜美は「これから夫婦でがんばってローン返さないとね」と笑いました。堅実で真面目な2人は本当にお似合いです。

すると、ヒナが可愛らしい子犬を連れてきて「じぃじ、ばぁば、見て!きなこっていうの」と紹介してくれました。「きなこかぁ。香ばしそうな、いい名前だな」「ヒナがつけたんだよ!」と幹久さんとヒナが話していると、ピンポーンとインターホンが鳴りました。亜美たちが来たようです。

レンは部屋に入るや否や、きなこを見つけて「わー、犬だー!」と嬉しそうに駆け寄り、「レン君、きなこだよ~」とヒナが紹介すると、「いーなー。オレも、犬飼いたい!」と羨ましそうに言いました。

孫たちのやり取りを微笑ましく見ていると、亜美は「今のおうちじゃ、犬は飼えないの」と真顔でぴしゃり。「えー」と残念がるレンを見て、菜美が「レン君、いつでもきなこに会いに来てね」と伝えていました。自宅を売却して賃貸マンションに引っ越した亜美と、一軒家を購入した菜美。たまたま時期が近くなってしまったのは仕方のないことですが、お互いに複雑な気持ちなのだろうなと感じました。
自宅を手放さざるを得なかった亜美さんと、新たに一軒家を購入した菜美さん。菜美さんにそんな気持ちが全くなくても、亜美さんはどうしても自分を惨めに感じてしまう部分はあるのでしょうね。
※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:ポジョ
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青年実業家と結婚して順風満帆かと思ったら、旦那の事業が傾くとこれがあるからな。
サラリーマンと結婚して自分もサラリーマンで共稼ぎな妹に勝ったと思ったけれど、今の自分の惨めな状態に耐えられないんだろう。
今の所、旦那が悪い人ではなさそうなのが救いか?
今のところ姉の旦那さんは経営状況は芳しくなくても、日曜だから早く帰ろうとか家族を大切にしてるように見える。子どもも年齢相当に大切に育てられた正直さがある。近所の噂好きなオバちゃんとかの無神経な一言でも、回数重なると追い詰められちゃうよな。比較対象が身近にいると尚更ね。。。