気にしないでと言われても無理

お正月、久しぶりに家族みんなが揃うのを楽しみにしていましたが、亜美と輝明さんは仕事が忙しいようで、亜美はレンと一緒に顔を出したと思ったら家に上がることもなくすぐに仕事に戻って行きました。家では菜美、直人さん、ヒナ、レンと私たちで楽しい時間を過ごしました。幹久さんがお年玉を渡すと、孫たちは大喜び。レンは直人さんからもお年玉をもらって喜んでいました。
お正月の集まりからしばらく経ったある日、亜美から電話がかかってきました。「レンが、直人さんにもお年玉もらったみたいで、私、ヒナちゃんに用意してなかったから・・」と、レンがお年玉をもらったのに自分たちはヒナに渡していないことを気にしていました。

私が「大丈夫よ。後で私が『亜美から』ってヒナちゃんに渡しといたから」と答えると、亜美が「ごめん、今度返すね」と申し訳なさそうに言うので、「いいのよ、気にしないで」と特に気にせず言った私。

すると、亜美は「お金がないからとかじゃなくて、ちょっと忘れてただけだから。絶対返すから」と怒ったように言いました。どうやら、私の言い方が良くなかったようです。気を遣わせないようにと思っての言葉でしたが、亜美からしたら「お金がない」と思われているようでいい気はしなかったのでしょう。

その頃、電話を終えた亜美さんは「お義母さん、なんて言ってた?」と輝明さんに聞かれ、「ヒナちゃんのお年玉、立て替えてくれて、返さなくていいなんて言うんだよ?そんなわけにいかないのに」と溜息をつきました。

すると、輝明さんは「なんで?返さなくていいって言ってくれてるんだろ?甘えればいいよ」と言い、「でも」と反論しようとする亜美さんに「大したことないだろ、それぐらい」とさらりと言いました。輝明さんとは価値観が違うと感じた亜美さんは、それ以上は何も言いませんでした。
純子さんは気を利かせてお年玉を立て替え、深く考えずに「気にしないで」と言ったはず。でも、純子さんから金銭的な援助を受けていることに負い目を感じていた亜美さんにとっては、その言葉を素直に受け取ることはできなかったのでしょうね。
※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:ポジョ
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子供が片方だけお年玉2つもらって片方は1つだけで帰すのは…。って思ったのかもな。例えば「お姉ちゃんはまた後で送るって言ってたよ」なんてその場で誤魔化すことも出来たかもしれないけど、実際のところ、夫が言うようにお年玉出すだけの余裕はないのだろうし…。どちらの対応にしろ惨めに感じるかもな
悪者が1人もいなくて、胸が痛くなる展開。
輝明がんばれ!