[9]アレルギーを理解できない義父母|「ママ・・のどがへん」突然発作を起こした息子に言葉を失う

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前回のお話

息子ケイタくんのアレルギーを何度説明してもピンとこない様子の義父母に、アレルギーのことを責められて傷つき落ち込んでしまった妻マリさん。数週間後、反省しているからと食事会の提案があり、夫タツヤさんが躊躇するも、マリさんを説得Iし、最終的に受け入れたマリさん。事前にレストランに連絡し、ケイタくん専用のお子様ランチを作ってもらうことにして臨んだ食事会は、義父母の謝罪から始まり、運ばれて来たケイタくん専用のお子様ランチを見て安心していると、「本当に気をつけてくれよ!アレルギーのものはダメだからな!」とタツヤさんが義母に念押し。「はいはい、しつこいわねぇー」と呆れたように返事をしたのでした。

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アレルギーを理解できない義父母[9]何が起きたのか全くわからない

義母に誘われた食事会で義父母和解した私。ケイタ専用のお子様ランチも運ばれて来て、和やかな食事の時間になりました。久しぶりに会ったこともあり、最近あったことなどの話で盛り上がりました。
アレルギーのことは義父母が謝ってくれたので少しは理解してもらえたと思い安心していました。

ところが、思いもよらないことが起こり事態は一変したのです。

「ゴホッゴホッ!・・ゴホッ・・ママ・・のどがへん・・」レストランに伝えて特別に用意してもらったアレルギー除去食美味しく食べていたはずのケイタが、突然激しくせき込み出し、喉が変だと訴えたタイミングで、咳が止まらないケイタの喉がヒューヒューと音をたてはじめました。アレルギー反応です。

「えっ!大丈夫!?」突然のことにケイタくんのからだを調べると、咳だけでなく体にまでアレルギー反応の発疹がでていました。

咳き込むケイタの背中をそっとさすりながら、「どうして・・目は離していなかったのに!」と思いながら、ケイタが口に入れたものをひとつずつ確認しました。

食事会で運ばれて来た、ケイタくん専用のお子様ランチ。それを機に和やかな食事の時間になり、久しぶりに会ったからと、お互いの最近あったことの話で盛り上がっていました。義父母にも、アレルギーのことを少しは理解してもらえたかなと安心していたところ、事態は一変!突然咳き込み出し、苦しそうなケイタくんが「ママ・・のどがへん・・」と訴え、慌ててケイタくんを見ると、体にもアレルギーの発疹が!マリさんは、「どうして・・目は離していなかったのに!」と考え込みました。

お子様ランチを楽しく食べていたはずなのに、どうして!?ケイタくんが無事でありますように!

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi

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