[6]アレルギーを理解できない義父母|孫に会えない寂しさで嫁に謝罪。悪びれずレストランに誘う義母

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前回のお話

息子ケイタくんのアレルギーを何度説明してもピンとこない様子の義父母。ある日義実家で食事をしている時にアレルギーの話になり、「うちの家系にアレルギーなんていないから、マリさんちからなったのね~」と義母に言われ、「ケイタのアレルギーを私のせいだと思ってたんだ・・」と傷つくマリさん。さらに、「母親がちゃんと育てていれば好き嫌いなんてないはずよ」と言われ、「義実家にも行きたくないし、顔も見たくない・・」と絶望し、しばらく義実家とは距離を置いていました。

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アレルギーを理解できない義父母[6]失言は「昔の人間だから」

息子ケイタのアレルギーが母親の私のせいだと責められたことで義実家にも行きたくないし、顔も見たくないと思ってしまい、夫にも伝えていたのですが、それから数週間後のこと。
義母から夫に電話がかかってきました。

「も~最近ちっともこっち来てくれないじゃないのぉ」義母にそう言われた夫は、「この前伝えただろ?それは母さんた・・」と言いかけましたが、義母はお構いなしに「そんなことより!今週の日曜日、一緒にお食事に行きましょうよ~」と誘いました。

「お友達からおすすめのレストラン教えてもらったの!お肉料理が美味しいんですって~」義母にそう言われた夫は「いや、でも・・」と板挟みになって困っていました。「お願い~お願い~ケイくんに会いたいのぉ」と義母に言われてしまうと、夫としては無下にするのは心苦しいのでしょう。

義母の強いお願いに折れた夫ですが、「わかった。この間みたいにマリを責めるようなことを言うのはやめてくれよ。あとアレルギーは・・」念を押そうとするとまた話を遮った義母が、「はいはい、言わない言わない~」あっけらかんと言いました。

そして、「今度会ったらマリさんにちゃんと謝るわよ~。お父さんも私も昔の人間だからね。失礼なことを言ってしまったのは、お父さんも反省しているのよぉ?」正直、反省しているとは思えませんでしたが、久しぶりに義理の父母に会うことになります。

我が子に会いたいと母親に懇願されたら、タツヤさんとしては会わせてあげたいと思う気持ちはわかります。アレルギーのことや、マリさんを傷つけるような発言について念を押したタツヤさんでしたが、「お肉が美味しい」と誘った義母に不安が残りますね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi

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