アレルギーを理解できない義父母[4]嫁の家系が原因だと決めつける義母

保育園でのお昼の時間、一人だけお弁当を食べている息子を見て、義父母から「かわいそうだ」とかなり責められてしまいました。説明しても理解してもらえず、困っていると、

「ケイちゃんだってみんなと同じ給食食べたいわよね~」義母の声に、「ううん~。ママのおべんとうおいしいよ!」息子が言ってくれ、その場はおさまったのでした。

あらためてみんなと一緒のものを食べられないケイタについて「それにしても、ちょっと多すぎよね~。乳製品にたまごに甲殻類、野菜やフルーツいくつもあるなんて・・」とダメ出しする義母に、「はい・・」静かに頷くしかありませんでした。

アレルギーなんて昔はなかったと言い切る義母。おそらく今の歳になるまで、アレルギーの人に出会ったことがなかったか、好き嫌いがある人という認識でいたのでしょう。「大体うちの家系にアレルギーなんていないから、マリさん家からなったのね~」と悪気の無い様子で言い放ちました。
我が子のことを「かわいそう」と言われてしまうと本当にショックですよね。アレルギーの原因を自分の家系のせいだと言われてしまいながらも言い返せないマリさんの辛い気持ちが伝わりました。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi