「僕アレルギーだからいらない」義母の理解のない攻撃にも息子がキッパリ

親戚の結婚式で義父母と会い、またもデリカシーの無いことを言われて愕然としてから、数年が経った時のことです。

ケイタはもう12歳。成長と共に食べられる食材も少しずつ増えていきました。ケイタは自分のアレルギーをしっかり理解し、今では自分で食べられるものとそうでないものを確認し、気をつけることができるようになりました。

義父母の家に行くと、「ケイくん、ショートケーキ食べなさい~」と相変わらずの義母。でも、以前と違うところは・・「おばあちゃん、僕イチゴアレルギーだからいらない」とケイタがキッパリ断れるように!本人もアレルギーを気にするようになり、自分から断るようになりました。

そして懲りない義母が、「じゃあ、たまご蒸しパンは?」と差し出すと、「ありがとう!これは食べる~」と嬉しそうに言うケイタに、「あらそぉ~!?」もっと嬉しそうな義母。幼児の頃は食べられなかったたまごを、最近のケイタは克服したのです。

昔は食べられなかった食材を食べるようになったケイタを見て、「ほぉ~ら、食べられるようになったかないのぉ~」とドヤ顔する義母にイラつきますが、

反論せず黙っていることにします。・・・思わずことばになって漏れ出てしまいました。

「え?なんだって~?」何を言っているのかわからなかった義母がたずねて来ましたが、「いえ~」と笑顔で返事をしておきました。
たまご蒸しパンを食べられるようになったケイタ、本当によかった!
結婚式で久しぶりに義父母に会い、相変わらずデリカシーがないと痛感したマリさん。それから数年後のこと、ケイタくんは12歳になり、成長と共に食べられる食材も増えてきました。義父母の家に行くと、相変わらずお構いなしに食べ物を勧める義母。でも、以前と違うのは、「僕アレルギーだからいらない」ケイタくんが自分でしっかり断るようになったことでした。そして、以前は食べられなかった物が食べられるようになったと知った義母は、「ほぉ~ら、食べられるようになったじゃないのぉ~」とドヤ顔。マリさんは、イラつく気持ちをグッと抑えて笑顔で答え、ケイタくんがたまご蒸しパンをもぐもぐ食べる姿を微笑ましく見つめるのでした。
ケイタくんが大きくなって食べられる食材が増えて本当によかった!相変わらずの義母は上手くかわすのが穏やかに暮らす秘訣ですね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi