英語でイヤイヤ期のことを「Terrible twos」と言います。
イヤイヤ期真っ最中の2,3歳の子どもを持つアメリカの親は、どのように子どもに対応しているのかについて、
実際に私の周りの人たちが行っていたことや、自分の経験を交えて今回お伝えします。
まず始めに、私のママ友達や公園などで他のママたちがイヤイヤ期の子どもに対してよく見かけた行動を4つにまとめました。
主な4つの対応法
1.タイムアウト( Time out )を使う。
アメリカのしつけとしてよく使われる「タイムアウト」とは、子どもが言うことを聞かず、かんしゃくを起こしたり、悪いことをした時に、少しの間子どもを一人にして反省させることです。
子どもを部屋の隅に一人で座らせて、自分の行動を振り返る時間を作ります。
時間の目安は2歳なら2分、3歳なら3分....という感じで、年齢毎で変わります。
その後に、なぜタイムアウトをしなければならなかったのか理由を聞いて話し合い、子どもが理解をして納得ができた時点で終了です。
2.ゆっくりした口調で話かける。
子どもの目をしっかり見ながら、怒鳴るのではなく、ゆっくりした口調ではっきりと子どもにわかりやすく注意をします。
3.ハグや抱っこをしながら理由を聞く
タイムアウトとは対照的に、ハグや抱っこをしながら子どもを落ち着かせて理由を聞きます。
地面に寝転がって泣き叫んでいる子どもを抱き上げた後にこのパターンが多いです。
4.子どもの好きなお菓子を与える
子どもが好きなpuffsやAnimal Crackersを常に持ち歩いているママをよく見かけます。
手っ取り早くお菓子をあげて落ち着かせる時もあります。
息子のイヤイヤ期
私の息子のイヤイヤ期のピークは2歳の時でした。
一番大変だったことは、毎週通っていた図書館のストーリータイムに急に行きたくないと言い出して、
床に寝転がってまでの、このNOアピール。
理由を聞いてみると、年下の子たちと接することが苦手だったようで、
年齢別に分かれたストーリータイムが行われている違う図書館に参加をすることにしました。
結果的にこちらの図書館で、幼稚園に通う前の5歳まで楽しく通い続けることができました。
まとめ
アメリカのイヤイヤ期の対応で一番多いと私が感じたのは、
ゆっくりした口調ではっきり子どもに注意をして、冷静に対応する親が多いという印象です。
一方的に叱るのではなくタイムアウトのように子どもを一人にさせて、
自分のした行動を振り返る時間を作り、反省させるやり方も、
アメリカではイヤイヤ期に有効な手段のひとつとなっています。