妻がずっと考えていたこと

サチコやエイタにとって、ショウタはいいパパです。2人ともショウタに懐いているし、私が限界だからといって、この子たちから父親を奪うようなことはしたくありません。私はショウタのためではなく、2人の子どものために、自宅に戻ることに決めたのでした。
帰宅後、洗濯物を片付けていると、ショウタが「なぁ、贈ったもの送り返すってひどくない?」と文句を言ってきました。少しも反省していない彼に呆れた私は、「ひどいと思うけど、違う名前の入ったものを送ってくる方がもっとひどいと思うよ」と返しました。

「非常識にもほどがあるよ?お義母さんもショウタもね。正直、もうショウタと離婚したい」今の気持ちを伝えると、ショウタは「は!?どうしてそんな考えになるんだよ!?」と声を荒らげました。

私はショウタをにらみつけると、「当たり前でしょ、あなたへの愛なんてもうとっくに無くなってるんだから」ときっぱり言いました。ショウタは「な・・・!」と驚いていましたが、私にまだ愛されていると思っていたことに、逆に驚きます。「でも、サッちゃんにとってはいいパパだもんね。だから我慢する」そう告げると、ショウタは「が、我慢って?」と恐る恐るたずねてきました。

「離婚はしない、夫婦を演じるだけってこと。これから私たちは子どものために一緒にいるだけの関係だから。子どもたちの前ではちゃんと夫婦でいるけど、それ以外は求めないでね」私はそう告げて、ショウタに冷ややかな視線を向けました。するとショウタは、「ナ、ナエ待って、ちゃんと話し合おう!」と私を引き止めようとします。・・・話し合うって、何を今さら。

「私はずっと話し合ってた、理解しなかったのはあなた」そう言い残すと、私はショウタの顔を見ることなく部屋を後にしました。こうして私たち夫婦の関係は終わり、私は子どもたちのためだけに、ショウタと暮らしていくことを決めたのでした。
子どもたちのために離婚はせず、表面上は夫婦関係を続けることを選んだナエさん。ショウタさんは驚いていましたが、自分の言動を振り返れば、こうなることはもっと前から分かっていたはずですよね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
![ママ広場 [mamahiroba]](https://mamahiroba.com/wp-content/themes/mamahiroba-2024/images/common/logo.webp)
