女子中学生から恋愛について諭されるなんて

栄子さんからは慰謝料の請求もなく、せめてものお詫びとしてギフトカードを送ると、一緒に食事をしようと誘われました。食事会はもうすぐ女子高を受験する予定の遥ちゃんも一緒。「里穂さんって女子高上がりの女子大?」と言い当てられ驚いていると「男の人への免疫がなさそうっていうか、隙が多いっていうか」と私の印象を口にした遥ちゃん。
私って・・女子中学生から見てもそんな風に見えるんだ・・。そう思っていると、「里穂さんは、仕事はできそうだけど恋愛面は隙だらけな感じ。次も気を付けたほうがいいよー」と遥ちゃんに心配されてしまいました。女子中学生に恋愛について諭される私って・・。しかもあながち間違ってない感じがして言い返せない・・。

何とも言えない気持ちでいると、「でも、ママみたいに隙がなくなって強すぎるのもモテなさそうじゃない?」と遥ちゃんが言い出し、思わず「そんな。栄子さんは素敵ですよ」と反論してしまった私。すると、「あのねぇ、遥」と栄子さんが口を開き、

「隙なんてものはね・・落としたい男の前でだけ、こっそり見せればいいのよ」とにっこり。「な、なるほど」遥ちゃんへのアドバイスなのに、思わず私の方が反応してしまいました。栄子さんは私をチラリと見ると「・・確かに、里穂ちゃんはもう少し学んだ方がいいとは思うけど」と少し呆れたように言いました。はい・・。反論の余地はございません。

「パパが一番悪いのは分かってるけどさ、里穂さんももう少し疑ってくれないと」遥ちゃんにそう言われた私は「ごめんなさい。当時は、自分が信じたい事実しか見えてなかった・・」と誠心誠意謝りました。そして、「私も、今のうちに色々経験積んで、自分で見る目を鍛えておこうっと!」と言う遥ちゃんに「うん、私みたいにならないように・・ね」と伝えました。

私と遥ちゃんのやり取りを静かに聞いていた栄子さんは、「そうね。人を見る目を養うためにいろいろな経験をするのはいいわ・・」と遥ちゃんの意見に賛成しつつも「でもまずは、学生の本分、勉強を忘れないでね」とちくり。釘を刺されて「しまった!」と慌てる遥ちゃん。栄子さんと遥ちゃんを見ていると、本当に親子関係がいいのだなと感じ、私は2人のやり取りを微笑ましく見ていました。
まだそれほど恋愛経験はないであろう中学生の遥ちゃんから見ても、里穂さんは隙だらけに見えたのですね。遥ちゃんからも栄子さんからも恋愛面のダメ出しをされる里穂さんですが、2人の言葉からは否定的な感情は感じられず、里穂さんの次の恋を応援している気持ちが伝わってきます。
※ストーリーはフィクションです。登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
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