[18]食い尽くし系夫|身に覚えがあるなら早めに行動してね。上司の意味深な発言にギクッと肩が跳ね上がる

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前回のお話

奈々子さんの夫の学さんは、自分の好きなおかずは周りのことを考えずに好きなだけ食べてしまういわゆる食い尽くし夫。奈々子さんは、注意しても理解してくれない学さんに悩み、大皿をやめて個別に出すようにするなど工夫しますが、根本的な解決にはなりません。学さんの食い尽くしは、一度に大量の料理を作り置きし、それがなくなったら別の料理をまた大量に作り置きするという家庭環境が原因だとわかった奈々子さん。なんとか改善できないものかと話し合いを試みるも、学さんは「足りないならもっと作ればいいだけ」と聞く耳を持たないどころか、食事について色々と口出しする奈々子さんへの不満を募らせます。そんなある日、会社の飲み会に参加した学さんは、新入社員のハルトさんが大皿に盛られた料理を遠慮なくたっぷり取る姿を見てイライラします。翌日、ハルトさんが昨夜の振る舞いについて、かがみさんから注意を受けている場面を目撃した学さん。そこで初めて、ハルトさんの行動が自分の普段の振る舞いと同じだと気づき、自分が社会人として非常識な行動を取っていたのだとようやく自覚します。その後、給湯室から出てきたかがみさんは学さんにも何か伝えたいことがあるようで、「それはそうと学くん」と声をかけたのでした。

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なんで分かったの!?

給湯室の前で、お説教終わりのかがみさんと鉢合わせしてしまった俺。ハルトとかがみさんの会話を盗み聞きしていたことがバレてしまい、気まずさに耐えかねていると、かがみさんが「ハルトくん、いい営業さんになりそうだから・・・この先のことを考えたらちょっと気になってね」と言いました。かがみさんはハルトを一方的に叱ったのではなく、彼の将来を考え、思いやりを持って指摘してくれたのです。

かがみさんは「それはそうと学くん」と改まった様子で俺に声をかけると、「学くんとの付き合いも長いし、いい大人にはうるさいことを言うつもりはないけど・・・」と何やら前置きを入れました。

かがみさんはにっこりと微笑むと、「もし、さっきの話を聞いてて何か身に覚えがあるんだったら、早めに行動に移した方がいいと思うわよ」と言いました。

かがみさんの言葉に、俺はギクッとしました。確かにかがみさんの言う通り、彼女とハルトの会話には、俺にも思い当たる節がありすぎます。・・・だけど、なんでそれが分かるんだ!?

顔面蒼白になりながら「なっ、なんで・・・」とたずねると、かがみさんは意味ありげな笑みを浮かべて、「ただの勘よ、勘」と言いました。この人、怖すぎる。

俺は去っていくかがみさんの背中を見つめながら、まだドキドキと鳴る胸を押さえました。かがみさん、どうして俺がハルトと同じだと分かったんだろう。まさか・・・千里眼でも持っているんじゃないだろうな。俺は、かがみさんの恐ろしさを改めて思い知ったのでした。

かがみさんの意味ありげな笑顔、怖すぎますね。でもこれを機に、学さんも今までの食い尽くし行為を反省してくれるはずです。

※この記事は過去に公開したものを再掲しています。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:dechi

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