[7]食い尽くし系夫|義実家での夕飯タイム。食卓に並んだのは大皿いっぱいに盛られた義母自慢の唐揚げ

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前回のお話

夕飯のハンバーグを多めに作り、作り置きしていた奈々子さん。キッチンを片付け、夫の学さんと5歳の息子陸くんと一緒に食卓を囲もうとすると、なんとお皿にはハンバーグが1つも残っていませんでした。学さんに問い詰めると、5つあったハンバーグのうち4つも食べてしまったとのこと。家族のことを一切考えず、好きなものを好きなだけ食べてしまう学さんに奈々子さんはうんざり。今はまだ陸くんが小さいからいいものの、今後のことを考えると頭が痛くなるのでした。翌日は前日の教訓を生かし、大皿ではなく、それぞれのお皿に料理を盛り付けることに。黙々と食べ始める学さんを見て作戦成功かと思いきや、奈々子さんが一瞬席を離れた隙に、学さんは奈々子さんのお皿からチキンカツを1枚横取りしてしまいます。「冷めるとおいしくない」と悪びれもせずに言う学さんに怒りを覚える奈々子さん。陸くんの分として取り分けておいたカツを取りにキッチンへ向かうと、驚くことに学さんはそれすらも食べていました。耐えられなくなり怒りに震える奈々子さんですが、学さんは反省する様子なし。奈々子さんは、主菜と副菜がわかれていないメニューを用意することにしたのでした。

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いくつになっても素敵な義母

私のお皿にのったチキンカツだけでなく、陸のために残しておいた分まで食べてしまった学。怒りをあらわにする私に対し、学は「奈々子のお腹周りのために俺が食べてあげた」と反省する素振りは一切ありません。そんな学の態度に腹を立てた私は、翌日から主菜と副菜が分かれていないメニューを用意することにしたのでした。

週末。私たちは陸の顔を見せるため、学の実家へやってきました。「ただいま」と玄関を開けると、義母がいつもの優しそうな顔で私たちを迎えてくれます。

実は義母は、学が中学生のときに義父と離婚しており、その後、学を女手一つで育て上げました。今でもフルタイムでバリバリ働いていて、若々しくさっぱりとした素敵な女性です。私も将来は、こんな女性になれたらいいなと密かに憧れています。

そうこうしているうちに、夕飯の時間になりました。メインは大皿にどっさりと盛られた唐揚げ。副菜にはお惣菜のポテトサラダと、野菜をたっぷり入れたお味噌汁が並びます。きんぴらごぼうは、義母に頼まれて私が作りました。

義母は初めて会ったときから「料理が苦手」と公言していて、お惣菜を買ってきたり、素直に助けを求めたりしています。こういう飾らないところも、義母の好きなところです。義母の唐揚げを食べた陸は、「ばぁばの唐揚げおいしい!」と嬉しそうに言いました。

喜ぶ陸を見た義母は、「よかった~!私、作れる料理が本当に少ないけど、唐揚げだけは得意なの」とホッとしたように言います。そして私のほうを見ると「その点、奈々子ちゃんは本当にお料理上手よね~、いつもありがとうね」と笑顔を向けてくれました。

学さんを女手一つで育て上げ、今もフルタイムでバリバリ働いている義母。優しそうで柔らかな雰囲気もあって、奈々子さんが憧れる気持ちもよく分かります。

※この記事は過去に公開したものを再掲しています。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi

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