[8]子どもの名前を勝手に変えた夫|名前が変わっても娘は娘。悔しいけど切り替えて子育てに向き合おう

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前回のお話

娘がお腹にいるときから、夫婦2人で考えた「ナナちゃん」という名前で毎日呼びかけていたナエさん。ナナちゃんが無事に生まれ、ナエさんと夫のショウタさんは幸せいっぱいでした。しかし、出生届を提出しに行ったショウタさんが、勝手に娘の名前を「サチコ」に変えてしまいます。ナエさんは大きなショックを受けますが、理由を聞いても、ショウタさんは悪びれることなく「直前にピンときた」「変えたほうがいいと思った」と軽く答えるだけ。愛着のある名前を突然奪われたことをなかなか受け入れられないナエさんでしたが、ショウタさんが決めた「サチコ」という名前を受け入れようと、必死に気持ちを切り替えようとします。そんな中、サッちゃんに会いに病院へやってきた義母が、「サッちゃんのお名前はばぁばがつけたのよ」と嬉しそうに話すのを聞き、ナエさんはさらに大きなショックを受けます。サチコという名前に変えた経緯をナエさんが問いただすと、ショウタさんは面倒くさそうに説明を始めます。そして、義母が考えた名前を否定するとナエさんと義母の仲がギクシャクしそうだったため、「俺が仲を取り持っただけ」と、悪びれる様子もなく言い放ったのでした。そんなショウタさんの姿を見たナエさんは、ひどくショックを受けます。

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名前を変えられたことは一生忘れない

性別が分かってから、2人で一生懸命考えて、やっとたどり着いた『ナナ』という名前。だけど、その名前は義母の一言で、まったく違うものに変えられてしまいました。ショウタにとって、私の気持ちはちっぽけなものだったのでしょう。名前を勝手に変えた後、私がどう思うかなんて、まったく考えていなかったのだと思いました。

その日の夜。私はサチコと窓から夜空を眺めながら、「サッちゃん、明日退院してお家に帰るんだよ~、ママはサッちゃんが大好きだよ」と声をかけました。勝手に名前を変えられたことは簡単には受け入れられません。それでも、娘が娘であることに変わりはない・・・そう自分に言い聞かせて、眠りにつきました。

そして次の日、退院して自宅に戻った私とサチコ。リビングに入ると、部屋の雰囲気ががらりと変わっていました。授乳枕があちこちに置かれていたり、おむつが数か所に用意されていたり・・・。すっかり生まれ変わった部屋に驚いていると、ショウタが「模様替えしたんだよ!あと本も読みこんだから、サッちゃんのお世話なら任せて」と得意げに言いました。

ショウタは私をソファに座らせると、「ナエも疲れただろ?少し横になってたら?ほら、ソファの向き変えたから、横になってても俺とサッちゃんのこと見られるから安心だろ?」と言いました。私はショウタの変わりように、「あ・・・ありがとう」と戸惑いながら返事をします。

ショウタは真剣な表情になると、「夜泣きした時に俺が気づかなかったら、蹴ってでも起こすんだぞ?」と言って、さっそく泣き出したサチコをあやしました。・・・名前を変えたことは今でも許せないけど、サチコを大切に思う気持ちは同じなんだ。私も気持ちを切り替えて、ショウタと一緒に育児を頑張ろうと思いました。

荷物を取りに別の部屋へ行くと、何やら大きな段ボールが3つほど置かれていました。「何、この段ボール」と聞くと、ショウタは「あ~・・・母さんが色々送ってきてさ~」と言います。嫌な予感がしつつも中身を開けてみると、そこには大量の子ども服やベビー用品が入っていました。

名前を勝手に変えたことは許せませんが、サチコちゃんを大切に思う気持ちは同じ。ショウタさんと協力して、子育てを頑張っていたのも束の間、今度は義母から大量の贈り物が。すでに雲行きが怪しくなってきましたね。

※この記事は過去に公開したものを再掲しています。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお

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