[37]育休夫のお手伝い育児|母から贈られたレトルト食品に、「俺でも失敗しないし助かる」と夫も大喜び

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前回のお話

出産予定日間近、夫の哲太さんから「育休を取る」と聞き心強く感じていたあかりさん。長男ヒカルくんが誕生すると、哲太さんは積極的に家事育児に取り組んではくれるものの、準備や後片付けなど面倒なことはあかりさん任せ。全てにおいてお手伝い感覚で中途半端な哲太さんの家事育児にあかりさんは不満が募っていきます。3か月健診の日、ヒカルくんの着替えをめぐってケンカになると、これまでの不満が爆発したあかりさんはヒカルくんを連れて病院を飛び出し、家族ぐるみで仲良くしている哲太さんの先輩真一さん、つぐみさん夫婦のもとへ。つぐみさんから哲太さんの様子を聞いた真一さんは、いかに自分が頑張っているかを主張する哲太さんに「手伝い程度ではダメだ」と一喝し、今の哲太さんとあかりさんの状況を仕事に例えて、先輩のサポートありきの成果を自分だけの手柄のように勘違いして得意気になっている後輩社員と同じだと哲太さんに指摘。ようやく自分の認識の甘さに気付いた哲太さんは、それ以降自分で考えたり調べたりして動くようになり、つぐみさんのアドバイスで手を抜くことも大事だと気づいたあかりさんも一人で頑張りすぎることをやめました。ようやく夫婦で協力して育児ができるようになってきた頃、ヒカルくんのお食い初めがありました。家事育児をする哲太さんにあかりさんの両親はいつものように感謝を伝え、義母も「いい旦那さんね」と褒めますが、哲太さんは「育休を取って表面的な手伝いをしてればいいと思ってたけど、実際は管理も責任も全部あかりに負わせてた」と言って反省。そして「夫婦で責任を分かち合う時代になったんだ」という哲太さんの言葉に「あかりさん恵まれてるわね」と義母が言うと、すかさず哲太さんが「あかりは恵まれてるんじゃない。俺が未熟だったせいで一人でずっと抱え込んでた。いい妻に恵まれてるのは俺の方だよ」と訂正しました。お食い初めが無事に終了し後片付けをしているあかりさんへ、キッチンにやってきた母が頭を下げました。母は哲太さんを大事にすればあかりさんも大事にされるだろうと考えていたそうです。母の時代と違い、今は夫も育休を取る時代です。夫が手伝い係のままなのは違うと言えば、母も「そうね」と笑ってくれました。

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「手伝う」だけだった頃と比べたらずいぶん変わった夫

お食い初めは無事に終了し、みんなが和気あいあいと楽しんでいる姿を見ながら後片付けをしていると、キッチンにやってきた母が私に頭を下げました。母は哲太を大事にすれば私も大事にされるだろうと思っていたそうです。私は正直に、母が現状を理解してくれなかったことが少し悲しかったと言いました。母の時代と違い、今は夫も育休を取る時代です。夫が手伝い係のままなのは違うと言えば、母も「そうね」と笑ってくれました。

お食い初めの後、母はレンチンで食べられるご飯をたくさん送ってくれました。うちの冷凍庫はいっぱいだからレトルトはとても助かります。

荷物の中には、母からの手紙も入っていました。『今回は育児を頑張ってる2人に送ります。いつもあかりを応援してます。』母の手紙に、思わずじんわり。「ありがとう、お母さん」

便箋をめくると「あ、2枚目もあった」と気づきます。そこには『追伸 これは、あかりが休めるようにすることがメインだから、哲太さんに温めてもらってね』と書かれていました。温かい言葉に、堪えていた涙がこみ上げます。お母さん、ありがとう。

そこへ哲太が「荷物、お義母さんから?」と声をかけてきます。私は「美味しそうなレトルト、いっぱいもらったよ~」と嬉しそうに言いました。

すると哲太も顔を輝かせて「めっちゃありがたいな。これなら俺でも失敗しないし、調理器具の洗いものもないし、助かる!」と言います。(お母さん、哲太は初めから自分で用意しようと思ってくれてるみたいだよ)。育休当初とはすっかり変わったっ哲太の態度に、私は心の中で呟きました。

哲太さんも今では育児する中で何をすればいいのか、何ができるのかを考えているようです。母の心使いも、とても有難いですね。

※ストーリーはフィクションです。登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:そうはは。

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