[6]義母の遺産騒動|亡き母を悼むより財産の心配!?非常識すぎる義姉たちの言動に開いた口が塞がらない

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前回のお話

義母のトキさんと同居し、長年介護してきた静江さん。ある日、トキさんから「ありがとうね」と言われ、最期が近いことを悟ります。義母が元気なうちに義姉の吉子さんと吉美さんに会わせようと夫の吉雄さんに提案しますが、介護を手伝わないのに文句ばかりの2人を呼ぶことに複雑な思いを抱きます。週末、義姉たちが訪ねてくると、義母の体調を心配するどころか介護への不満を口にし、着物など遺産の話ばかり。2人が着物をめぐって争い始めると、義母は「遺産について娘たちと話すから」と静江さんに部屋を出るよう告げます。実の娘は嫁とは違うのだと感じ、静江さんは寂しさを覚えました。その後、遺産の話を終えてリビングに戻ってきた義姉たち。現金と着物は自分たちのものと吉雄さんに忠告すると、上機嫌で帰っていきました。その後、義姉たちが義母に会いに来ることはなく、ひと月が経った頃、義母は眠るように息を引き取ったのでした。

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義母を思って一瞬でも涙を流した?

遺産の話し合いをしたきり、義母に会いに来ることはなかった義姉たち。義母が亡くなったというのに、葬儀中も終始気だるそうな態度を取っていて、見ているだけで嫌になります。しまいには、私だけでなく娘の涼子にまで嫌味を言ってきて・・・。この人たちには、人の心というものがないのでしょうか。

その後も義姉たちは、義母の死を悲しむ様子など一切なく、「お母さんももう少し長生きできると思ったけど」「嫁の世話のせいじゃないの?さっきからこれ見よがしに泣いてるけど、ホントはせいせいしてんじゃない?」と、私に嫌味をぶつけてきます。義母の死を悲しんでいるだけなのに、なぜここまで言われなければならないのでしょうか。

すると吉雄さんが、「姉さん訂正してくれ。静江はほんとうによくやってくれた、お袋も感謝してた」と私をかばってくれました。それだけでなく、ひろみちゃんと涼子も「お母さんたち何言ってるの!?サイテー」「伯母さんたちなんてほとんど顔見せにもこなかったくせに。おむつひとつ替えたりご飯食べさせたり、何にもしてないじゃん」と、義姉たちを非難します。

私は義姉たちをまっすぐ見つめ、キッパリと言いました。「私は誠心誠意お義母さんのお世話をいたしました。もちろん、至らない点はあったかと思いますが、後ろ暗いところはひとつもありません」するとひろみちゃんが、「静江おばちゃん、ごめんね。嫁って立場になってから本当にうちのお母さんの最低さが分かる。恥ずかしいよ・・・」と言ってうつむきました。娘にここまで言われた吉子さんは、「な、なによ。ちょっと言い過ぎただけでしょ」とバツの悪い顔をします。

すると吉美さんが、「それより、早く遺言書開けましょうよ」と切り出しました。吉雄さんが、「自筆の遺言書は勝手に開けられないんだよ、家裁での検認が必要だから」と説明すると、吉子さんは「何それ?時間稼いでごまかそうとしてないわよね?」と、食い気味に聞いてきました。・・・この人たちには、常識という概念がないのでしょうか。

ひろみちゃんが、「お母さん、ホント大輔さんの前で恥ずかしいから、常識ないならせめて黙って!」と言うと、義姉たちはようやく大人しくなり、葬儀は無事に終了しました。葬儀の後、吉雄さんが「静江、今まで本当にありがとう」と言ってくれました。正直、もう少し早く吉雄さんが義姉たちに言い返してくれたらよかったのに・・・。私はそんな気持ちを飲み込み、「あなたこそ、お義姉さんに言い返してくれてうれしかった」と返しました。

実の母親が亡くなったというのに、悲しむどころかお金の心配ばかり。人の心があるとは思えない義姉たちの振る舞いには、呆れるしかありませんね。

※ストーリーは実話を元にしたフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:ポジョ

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