遺産の話し合いに参加すらさせてもらえなかった長男夫婦

週末、義姉たちが義母に会いにやって来ました。予想はしていましたが、痩せた義母を見た2人は「ちゃんと食べさせてるの?」「まともに介護もできないの?」と私に文句ばかり。2人は義母の顔を見に来たというより、遺産の確認に来たようで、義母の前でどちらが何をもらうのかで小競り合いを始めました。そんな中、遺産について義姉たちと話があるからと私に部屋を出るように言った義母。やっぱり、嫁とは違って、実の娘は特別なのでしょうね・・。
キッチンでお茶を淹れていると、夫がやってきて「姉さんたちは?」と聞くので「お義母さんと、遺産について話してるみたい」と伝えました。

しばらくすると、「フフフ。遺産についての話はまとまったわ」「ねぇ、とっても有意義な話だったわよね」と話しながら、意気揚々とリビングに戻ってきた義姉たち。

そして、「吉雄、あなたの取り分はこの家と仏壇ね。長男なんだから、お墓の維持も含めて、しっかり頼むわよ」「現金は、姉さんと私で分けることにしたわ。母さんの着物やなんかも、私たちで分けるから」と決定事項として伝えられました。話し合いにすら参加させてもらえなかった夫が「そんな、勝手に・・」と漏らすと、

「何よ、母さんの望みなんだから、いいでしょ」「そうよ。まさか、静江さん・・あなた、遺産を狙ってるの?それを吉雄に言わせてるんじゃないでしょうね?」と険しい表情を見せる2人。遺産を狙うだなんて心外です。「私は何も・・お義母さんのお考え通りに従いますから・・」ときっぱり伝えると、

「決まりね。お母さん、遺言書も書いたって言うから、後で文句言っても無駄よ」と言い放ち、義姉たちは満足そうに帰って行きました。義母と過ごせる時間は残り少ないというのに・・遺産のことを話したらさっさと帰って行く2人に何とも言えない気持ちになりました。
「長男だから同居」「長男だからお墓を守る」と都合よく長男を持ち出すのに、遺産の話し合いは長男である吉雄さんは蚊帳の外。義姉たちはどこまでも身勝手ですよね。
※ストーリーは実話を元にしたフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:ポジョ
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