[4]義母の遺産騒動|遺産分配の主導権は義姉たち。思い通りの取り分を義母から約束され上機嫌で帰宅

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前回のお話

義母のトキさんと同居し長年介護してきた静江さんは、突然「ありがとうね」と感謝を伝えてきたトキさんを見て、最期のときが近づいていることを悟ります。義母の意識があるうちに義姉の吉子さんと吉美さんに会いに来てもらったほうがいいと夫の吉雄さんに伝えた静江さんですが、内心は複雑な気持ち。義姉たちは介護は一切手伝わないのに文句ばかり言う人たちなので、2人を呼ぶことをためらいつつも義母のために我慢。義父が亡くなった20年ほど前に、義姉たちから押し付けられる形で始まった義母との同居生活。何度もぶつかりながら時間をかけて義母と良い関係を築いてきた静江さんは、様々なことを思い返しながら、義母がもうすぐいなくなってしまう現実を寂しく思います。週末、吉雄からの連絡を受けて義姉の吉子さんと吉美さんが義母に会いにやってきました。2人は部屋に入るや否や「こんなに痩せて、ちゃんと食べさせてるの?」「世話になったくせに、まともに介護もできないの?」と文句ばかり。寝ていた義母が目を覚ますと、気遣う言葉もかけず「お母さんの着物とかってどこにあるの?」「まさか嫁にあげたりしないわよね?」と質問攻め。義母の顔を見に来たというより遺産の確認に来たのだなと静江さんが思っていると、着物をめぐって小競り合いを始めた2人。そのとき、義母が「遺産について娘たちと話すから部屋から出て欲しい」と静江さんは、やはり嫁とは違って実の娘は特別なのかしらと少し寂しい気持ちになりました。

1話目から読む

遺産の話し合いに参加すらさせてもらえなかった長男夫婦

週末、義姉たちが義母に会いにやって来ました。予想はしていましたが、痩せた義母を見た2人は「ちゃんと食べさせてるの?」「まともに介護もできないの?」と私に文句ばかり。2人は義母の顔を見に来たというより、遺産の確認に来たようで、義母の前でどちらが何をもらうのかで小競り合いを始めました。そんな中、遺産について義姉たちと話があるからと私に部屋を出るように言った義母。やっぱり、嫁とは違って、実の娘は特別なのでしょうね・・。

キッチンでお茶を淹れていると、夫がやってきて「姉さんたちは?」と聞くので「お義母さんと、遺産について話してるみたい」と伝えました。

しばらくすると、「フフフ。遺産についての話はまとまったわ」「ねぇ、とっても有意義な話だったわよね」と話しながら、意気揚々とリビングに戻ってきた義姉たち。

そして、「吉雄、あなたの取り分はこの家と仏壇ね。長男なんだから、お墓の維持も含めて、しっかり頼むわよ」「現金は、姉さんと私で分けることにしたわ。母さんの着物やなんかも、私たちで分けるから」と決定事項として伝えられました。話し合いにすら参加させてもらえなかった夫が「そんな、勝手に・・」と漏らすと、

「何よ、母さんの望みなんだから、いいでしょ」「そうよ。まさか、静江さん・・あなた、遺産を狙ってるの?それを吉雄に言わせてるんじゃないでしょうね?」と険しい表情を見せる2人。遺産を狙うだなんて心外です。「私は何も・・お義母さんのお考え通りに従いますから・・」ときっぱり伝えると、

「決まりね。お母さん、遺言書も書いたって言うから、後で文句言っても無駄よ」と言い放ち、義姉たちは満足そうに帰って行きました。義母と過ごせる時間は残り少ないというのに・・遺産のことを話したらさっさと帰って行く2人に何とも言えない気持ちになりました。

「長男だから同居」「長男だからお墓を守る」と都合よく長男を持ち出すのに、遺産の話し合いは長男である吉雄さんは蚊帳の外。義姉たちはどこまでも身勝手ですよね。

※ストーリーは実話を元にしたフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:ポジョ

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