勉強しているのに点数が上がらない。伸びる子の勉強法と親の伴走術【塾講師解説】

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オンライン大学受験塾講師でもある合同会社STUDY SHIFT代表の名川祐人さんが解説!努力が点数に結びつかない原因は「勉強量」ではなく「やり方」にある?効率の悪い勉強法を脱却し、点数を伸ばす具体的な対策法を伺いました。今すぐ実践できる最短ルートの学習術を活用しましょう。

「毎日真面目に机に向かっているのに、テストの点数がなかなか上がらない・・・」
こうした相談は、塾の現場でも多く寄せられます。子どもが努力している姿を見ているからこそ、結果が出ないと親御さんも焦りや不安を感じてしまうものです。

しかし、勉強しているのに結果が出ないのには明確な理由があります。原因を正しく解き明かし、適切なアプローチに変えることで、成績は必ず伸び始めます。

得点が上がらない原因は「量」か「方法」のどちらか

成績が伸び悩む理由は、大きく分けると「勉強量が絶対的に足りていない」か「勉強方法が間違っている」の2点に絞られます。
もし「時間は確保して頑張っている」という場合、問題は確実に「勉強方法」にあります。

やりがちな「効率の悪い勉強法」

○教科書やノートを「読むだけ」
目を通しただけで、覚えた気・理解した気になってしまう。
○作業としての「書くだけ」
単語や公式を機械的にノートへ写すだけで、頭が働いていない。
○丸暗記に頼る「暗記するだけ」
解き方の理屈(「なぜそうなるのか」)を理解せず暗記するため、応用問題に対応できない。

小中学生の場合、自分一人で最適な勉強法を見つけ出すのは困難です。そのため、保護者によるある程度の「伴走」が必要不可欠となります。我が子の勉強方法が上記のようなものになっていないかチェックをしてみてください。
ただし、ここで最も注意すべきなのは「保護者自身の成功体験を押し付けないこと」です。
例えば、人の脳はタイプによって記憶しやすい情報の形式が異なります。

●視覚タイプ
図や表、色分けされたテキストで見る方が覚えられる。
●聴覚タイプ
声に出して読んだり、人から説明を聞いたりする方が頭に入る。
など、五感のどの部分を刺激すると能率が高まるのかは人によって個性があると言われています。

親が幼少期に書くことで物を覚えることができたからといって、我が子にその方法が最適化どうかは分かりません。自分の子どもがどのタイプなのかを観察し、個性に合った「勝ちパターン」を一緒に見つけてあげることが、正しい伴走の第一歩です。

間違えた問題は「失点原因の特定」がすべて

テストや問題集で間違えてしまった問題に対して、どう向き合うかが成長の分かれ目です。
ケアレスミスを除けば、問題が解けない理由は「その問題を解くために必要な知識や解法のプロセスのうち、何かが欠けているから」に過ぎません。復習とは、単に模範解答を写すことではなく、「自分に足りないピースは何だったのか」を必死に見つけ出す作業そのものです。

ここで大切なのは、「できなかったこと」を必要以上に気に病まないことです。勉強とは本質的に「できないことを、できるようにする営み」です。最初はできなくて当たり前です。
「なぜ解けなかったのか?」という原因探しの作業に、パズルの謎を解くような面白さを感じられるようになると、子どもは一気に伸びていきます。最初は親が一緒に「あ、ここで計算の順番を間違えてたね!」「この単語の意味を知っていれば解けたんだね!」と理由を特定する作業を手伝い、原因を見つける楽しさを体感させてあげましょう。

この学習の本質が理解でき、体得できてしまえば、大学受験や資格試験の勉強など、今後の人生で出会うありとあらゆる学習において自走できるような基本姿勢が身につくため、とても大切です。
初期は親が根気強く付き合わなければいけない場合もあり、大変かもしれませんが、ここでのアクションが子どもの将来をつくると考えて、是非一緒に取り組んであげてください。

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