高校生の頃に両親を事故で亡くし、親代わりとなって支えてくれた姉マナさんに助けられながら暮らしてきたミナさん。伸介さんとの結婚が決まり幸せを感じる一方、初対面の顔合わせのときに家庭事情を根掘り葉掘り聞いてくる義母に不安がよぎりました。結婚後、伸介さんに説得され義実家で同居を始め、義母に家事をしてもらうからと多めに生活費を入れるも、義母はミナさんの給与まで管理すると言い出し、家事も押し付けるように。ミナさんが自分で稼いだお金すら自由に使えず肩身の狭い思いをしていることを知ったマナさんは、義母や伸介さんに腹を立て、ミナさんに誕生日プレゼントとしてお守りを渡しました。伸介さんの幼馴染で義母のお気に入りのユウカさんが遊びに来ると、義母は「ユウカちゃんが伸介と結婚してくれればよかったのに」と聞こえるように言い、「この家に嫁ぐべきではなかったのでは」と涙するミナさん。その後、義父から胃の手術のこと、これを機に人生を見直すつもりであることを告げられたミナさんは、自分の将来も考え始めます。そんなとき、マナさんや亡き両親を侮辱する発言をした義母にミナさんが初めて反論すると、義母はさらにきつく当たるようになりました。伸介さんに相談するも取り合ってくれません。数日後、義父は手術が決まったことと退職を決めたことを義母と伸介さんにも告げ、入院費もかかるから家計を確認したいと言うと、途端に義母の目が泳ぎます。義母の様子から、家計もミナさんの貯金も使い込んだことを察した義父は、「お前にはほとほと愛想が尽きた」と言い、家と退職金の半分を渡すことを条件に離婚を切り出しました。今後の自分の生活を心配して離婚を拒否する義母ですが、当面の生活は退職金でどうにかなると言われると渋々同意し、離婚届に記入します。さらに義父がミナさんの通帳を返すように言い、嫌々渡された通帳の残高を見ると、まさかの3,854円の記載が。それを知った義父が、使った分のお金は義母に渡す退職金から引いておく、と告げます。そして不安そうな伸介に、「お前ももう少し考えないと知らんぞ。手遅れかもしれないが」と言いました。ミナさんはタイミングを逃さず伸介さんに「私も実家に帰ります!」と宣言しました。びっくりする伸介さんに今まで自分への関心のなさを指摘します。さらにマナさんからもらった『お守り』の中身がボイスレコーダーであることを教え再生ボタンを押すと、これまで義母がミナさんに言ってきた数々の暴言が流れました。
嫁と姑の小競り合い程度という認識しかなかった
私は伸介に「私も実家に帰ります!」と宣言しました。びっくりする伸介に今まで自分の訴えをスルーし続けたことや、ここ一週間で私の荷物がほとんどなくなっていることに気づいていなかったことを指摘します。さらに姉からもらった『お守り』の中身がボイスレコーダーであることを教えました。義母が反発しますが、私がレコーダーを再生すると、これまで義母が私に言ってきた数々の暴言が流れます。
ボイスレコーダーの内容に義母が慌てて「ちょ、ちょっとやめなさい!」とストップをかけ、義父は呆れたようにため息を付きました。伸介は青ざめた顔で「か、母さんこんなひどいこと言ってたのかよ・・・」と呟きます。
その言葉に「私、何度も伸介さんにも相談したよ?今、はじめて聞いたようなこと言わないで」と冷たく返しました。しかし伸介は「いや、でも、嫁と姑同士の小競り合いっていうか、ちょっとした小言だと思ってて、俺・・・」と言い訳を始めます。
私はボイスレコーダー入りの『お守り』を持ち上げながら「最初は、お義母さんに言われたこと少しでも直せたらって思って録音したの」と言いました。「ミナ……」「でも、聞いているうちにわかった。悪いのは私じゃないって」
再生ボタンを押すと、『ねぇ、あなた、さっさと伸介と離婚しなさいよ!そうしたら、ユウカちゃんがお嫁に来てくれるのに』『伸介はユウカちゃんと結婚するはずだったの!』こんな言葉を聞かされた以上、こちらもそれに従うまでです。
「お義母さんの最後の言葉には従います。伸介さん、離婚しましょう」私はきっぱりと告げました。
「そ、そんな・・・」ショックを受ける伸介や義母へ、「あっ、ただ・・・残念ながら、ユウカさんはお嫁には来ませんよ?」と言います。
ミナさんさんがあれだけ懇願していたのに、伸介さんの中では嫁と姑同士の小競り合いで済まされていたのですね。そもそも、小競り合いだと思っているなら、良好な関係でないこともわかるはず。その間を取り持つことが、夫としてすべきことではないでしょうか。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:dechi
ボイスレコーダーの音声を、ユウカとユウカのご両親にも既に聴いてもらっているんじゃないかな。何となく、そんな気がした。
お義父さんのおかげで、やっと反撃出来て良かった。
この義母、人にして言ってはいけない事凄い言ってたし許せない。
義父に色目使ってるとか、そういうの得意そうじゃないとか。
そういう立ち回りが出来るとしたら、義母が大好きな幼馴染みの方じゃない。
お嫁さんのお姉ちゃんに図々しく擦り寄ろうとしているみたいだけど、自力でどうぞ。
2度と関わりたくないだろうからね。