[7]苦手なママ友|今度はお家に行けるといいな、娘の言葉が胸に刺さる。ママ友と距離を置きたい母の苦悩

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前回のお話

内気な性格で人と関わることが苦手な美咲さん。保育園の集まりに行くのも億劫で、いつも気が重くなっていましたが、地味な自分とも仲良くしてくれる怜奈さんのおかげで、楽しい日々を過ごしていました。しかし、怜奈さんが美咲さんと仲良くしているのには、ある理由がありました。つむぎちゃんをトイレに連れて行った美咲さんが戻ると、ママ友の香織さんと怜奈さんが話しているところを目にしました。「怜奈さんって、いつもつむぎちゃんママと一緒にいるよね」そう言われた怜奈さんは、「あの子と一緒にいると、私すごく若くて可愛く見えるでしょ?」と答えたのです。美咲さんが聞いていないと思い、自分を引き立てるために仲良くしていることを堂々と話す怜奈さん。その会話を偶然聞いてしまった美咲さんは、怜奈さんが純粋に自分と仲良くしてくれていたわけではないと知り、大きなショックを受けます。自宅に帰り、怜奈さんのSNSを見てみると、そこには綺麗に加工された怜奈さんの写真の数々が。一方、美咲さんは半目だったり、明らかに写りの悪い写真ばかり。しかし、子ども同士が仲良くしている姿を見ると、簡単に関係を断ち切ることもできないのでした。

1話目から読む

子どものお願いを断る心苦しさ

つむぎとハヤトくんは、性格こそ違いますが大の仲良し。保育園でもいつも一緒に遊んでいるので、私が怜奈さんと距離を置くことで、2人の友情まで薄れてしまうのは避けたいです。「私が怜奈さんとの付き合いを我慢すればいい」そう自分に言い聞かせ、今まで通り付き合っていくことにしました。すると怜奈さんが「週末うちに来ない?」と誘ってきます。私はぎこちない笑顔で「ありがとう、でも週末は予定があって」と、怜奈さんの誘いを断りました。

すると、ハヤトくんが私のもとへ駆け寄ってきて、何かを訴えかけるような顔で私を見上げました。そして、つむぎのほうを振り返ると「つむぎ、俺んち来いよ!新しいゲーム買ってもらったんだぜ!」と嬉しそうに言いました。ハヤトくんの言葉を聞いたつむぎは、羨ましそうな顔をして「えっ!すごーい」と声を上げました。

つむぎは私の服の裾をくいくいっと引っ張ると、「お母さん、ハヤトくんのお家行きたい!」そう言って、キラキラした目で私を見つめました。ハヤトくんも両手を合わせて「つむぎママ、お願い!俺んち来て~」と私に頼んできます。

子どもたちのお願いを聞いてあげられないことを心苦しく思いながらも、私は「ご、ごめんねハヤトくん。週末は予定があって、また今度でもいいかな?」と言いました。「予定がない時にお邪魔しよっか、つむぎ」そう声をかけると、つむぎは悲しそうな顔で「うん・・・」と小さくつぶやきました。

すると怜奈さんが「なんで?用事ってなぁに~?変更できないのぉ~?私、美咲さんとつむぎちゃんと遊びたいのに~」と、無理を言ってきます。私は苦笑いを浮かべながら「ごめんね」と、もう一度断りました。

保育園からの帰り道。つむぎがうつむきながら「今度はハヤトくんのお家に行けるといいな」と言いました。その悲しそうな表情に胸が痛みます。ごめんね・・・お母さんは怜奈さんから離れたいんだ。心の中で、つむぎに何度も謝りました。

ママ友との相性が合わなくても、子ども同士が仲良しだと、そう簡単に距離を置くことはできませんよね。子どものために付き合いを続けるべきか、自分の気持ちを優先するべきか・・・。これもママ友付き合いの難しいところだと思います。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ

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