[15完]やっぱり猫が好き|もう誰も止められない。自分を信じる母がホールドする子猫の首根っこ

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前回のお話

咲子さんの家で飼っている猫の「タチアナマリアンヌ」略して「タマ」は、夫の成一さんに対しては大人しくて甘えん坊なのですが、咲子さんや子どもたちの前ではふてぶてしい態度で可愛げゼロ。そんなタマの身体能力はずば抜けており、助走なしで天井裏まで大ジャンプしたり、庭から一瞬で屋根の上に飛び乗って素早くすずめを捕まえるなど、何度も咲子さんを驚かせます。さらに、タマはこの辺りの猫たちのボスのようで、餌の時間になるとやってくる他の猫たちは、タマが餌を食べ終わるまでは絶対に餌に近づきません。さらに、タマが他の猫とケンカをしている場面に遭遇した咲子さんは、他の猫に比べてタマが繰り出す猫パンチが桁外れに速いことに驚きます。ある日、犬好きな友人の三智さんから犬派と猫派が集まるペット仲間のオフ会に参加した時の話を聞いた咲子さんは、猫派の参加者が自分の子が一番可愛いと張り合っていたと聞き、猫派の愛情の強さを実感。咲子さんはタマの昔の写真を見ながら成一さんが子どもの頃、子猫を数匹飼っていて、その中の1匹が元気がないことに気づき母親に伝えたときのこと。母親が餌皿を持ってきたかと思うと辺り一面すごい匂いに包まれます。体に良さそうな物を詰め込んだ物体の匂いに子猫も躊躇し逃げ出してしまいました。

1話目から読む

子猫も息子も母のスタンスは同じ?

夫がまだ子どもの頃、子猫を数匹飼っていたようで、その中の1匹が元気がないと母親に伝えたときのこと。母親が何やらを入れ持ってきた餌皿からはすごい匂いが!どうやら餌に獣医さんからもらった猫用の薬を混ぜ込んだようなのですが、あまりの匂いに子猫も躊躇し逃げ出してしまったようでした。

すると、「ああ、もう!」義母は薬入りの餌をなかなか食べない子猫を捕まえました。

そして、「ほーらお食べ~。元気になるよ~」呪文のように呟きながら子猫に薬入りの餌を食べさせる母親の後ろ姿と、「に゛ゃあ~」という濁った子猫の鳴き声に夫も驚いたようでした。
※絶対にマネしないでください。

その後、「よし、これで元気になるわね」と満足そうに笑顔を浮かべる母親の手には空っぽになった餌皿が。子猫は静かに横たわっていたようですが、驚いたことに、この後しっかり完治したというのです!

そしてまた別の日。
「あら?あの子いないわね~」母親が不思議そうに辺りを探すも子猫の姿は見当たらず。夫は「逃げたな・・」と心の中で呟いていたそうです。数日後にはその子猫が近所を元気に散歩している姿を何度も目撃したそうですが、夫の家には寄り付かなくなったそうです。

そして今、夫はあの時の思い出を、「あんなものでも効くんだなぁ」としみじみ語り出し、「それは偶然だと思う」と思わず逆手で突っ込む私。
みなさん、くれぐれも真似しないでくださいね!!

成一さんが子どもの頃飼っていた子猫は、母親に謎の餌を与えられ元気になったものの逃げだしてしまった様子。しみじみ語っている成一さんの健康の秘密も、実は謎の物体で支えられていたのかもしれませんよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:八雫 紫苑 編集:石野スズ
作画:マッマ

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