[5]やっぱり猫が好き|消えたケチャップの犯人はまさかの愛猫!?茂みで夢中になってなめる現場を発見

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前回のお話

「タチアナマリアンヌ」略して「タマ」は、夫の成一さんが単身赴任中に同僚から引き取った猫。しかし、赴任先のアパートでは猫が飼えなかったため、急遽我が家で一緒に暮らすことに。成一さんに抱かれているときは、おとなしくて甘えん坊に見えるタマ。でも、咲子さんや子どもたちの前ではなぜか態度が一変して、すっかり図太い猫になってしまうのです。タマの図太さは猫界でも一級品。普通の猫なら驚いてしまう鳥やバッタにも、タマは臆することなく向かっていきます。

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机の上にあったケチャップが見当たらない・・・

実家のシャム猫を見ていると、うちのタマがとんでもなく図太く思えてきます。知らない人にも物おじしないどころか威圧的。人を押しのける勢いでくつろぎ、スズメやネズミにも臆することなく向かっていきます。同じ猫なのに、こんなにも性格が違うものなんですね。

ある日のこと。ケチャップを使おうと机の上に出しておいたのですが、いつの間にかなくなっていました。「あら?」と首をかしげていると、義母が「どうかした?」と声をかけてきます。私はあたりを見回しながら「お義母さん、ここに置いてあったケチャップ知りません?」とたずねました。

義母は「ええ~知らないわよ~」と言ったあと、笑いながら「タマが持っていったんじゃないの?」と冗談っぽく言いました。私もつられて笑いながら「まさかぁ」と返します。さすがのタマでも、ケチャップを持っていくことはないはず。

その後もケチャップを探しましたが、どこを探しても見つかりません。すると数日後、庭いじりをしていた義母が、「あ、咲子さ~ん!ちょっとちょっと」と手招きしてきました。どうしたんだろうと思いながら義母のあとをついていきます。

義母は茂みを指さしながら「ケチャップ泥棒、見つかったわよ~」と言いました。はじめは何のことかわからず「はい?」と首をかしげたのですが、茂みの中をよく覗いてみてびっくり。

そこには、ケチャップをぺろぺろとなめるタマの姿がありました。ケチャップだけって美味しいのかな。というより、そもそも猫ってケチャップを食べちゃダメなんじゃ・・・。案の定、獣医さんから注意を受け、それ以来ケチャップはタマの届かない場所に厳重にしまうようになったのでした。

塩分のことを思うと心配ですが、重たいケチャップをくわえ、人に見つからないよう茂みの中で大事そうになめていたタマを思い浮かべると、なんだか愛おしい気持ちにもなってしまいます。とはいえ、動物にケチャップはやっぱりダメですよ!

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:八雫 紫苑 編集:石野スズ
作画:マッマ

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