明け方に帰ってきた夫

直哉のことをどうするのか志穂から聞かれた私は「直哉のことは好き。だけど今の直哉はもう私の好きな直哉じゃないと思う」ときっぱり答えました。私をこんなにも簡単に裏切った直哉とはもう一緒にいられない。私は、直哉と別れる決意を固めました。
直哉が帰ってきたのは、翌日の明け方でした。まさか私がこんな時間まで起きているとは思っていなかったのか、直哉は驚いた顔で「あれ、まだ起きてたの?」と言いました。「こんな時間まで飲み会なんて珍しいね」と声をかけると、直哉は「まぁ、たまにはね。断れなくて」と無難な返事をしました。

「飲んでたのに石鹸の香りするんだ」直哉からお酒の匂いがまったくしないことを指摘すると、彼は慌てて自分の匂いを確かめながら「え?そ、そう?」と答えました。私は直哉の顔を見つめて「分かってるから、浮気してるよね?」とたずねます。

「昨日、店で女の人といるところ見た」そう告げると、直哉は分かりやすいほどギクッとします。続けて「私のこと、アニメオタクってバカにしてるのも聞いた」と言うと、直哉は口元を引きつらせながら「あ、あれは冗談で・・・」と言い訳をしました。

私はぎゅっと拳を握りしめると「悩んでる直哉のために自信つけるのに協力したのに・・・こんな形で裏切られるなんて思ってなかった」と、涙を浮かべながら言い放ちました。

自信がなくて苦しんでいた直哉を変えたくて、笑顔になってほしくて垢抜けるために協力したのに・・・。こんな結果になるくらいなら、ずっと昔のままの直哉でいてほしかったです。こんなにも簡単に私を裏切った直哉と、垢抜けを提案したあのときの自分を、私は心の底から憎みました。
いとも簡単に浮気がバレてしまった直哉さん。美月さんの気持ちを聞いて、浮気したことを後悔してくれるといいのですが。ただ今さら後悔したところで、関係の修復は難しそうですね。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:モトヤマラミ 編集:石野スズ
作画:yuiko
![ママ広場 [mamahiroba]](https://mamahiroba.com/wp-content/themes/mamahiroba-2024/images/common/logo.webp)

せっかく見た目じゃなく中身を好きになってくれたのに馬鹿だよほんと。
上辺だけ謝って逆ギレしそう