[13]垢抜けた夫がクズだった話|夫に裏切られたことを受け入れられず、垢抜けたことが関係しているのかと嘆く

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前回のお話

アニメオタクの美月さんは、大学生のときに推しのアニメが同じ直哉さんと出会い意気投合し、その後交際がスタート。交際は順調でしたが、冴えない見た目の直哉さんは明るく可愛い美月さんに釣り合っていないと引け目を感じていました。社会人になっても自分に自信が持てず周りの言葉に落ち込む直哉さんを見て、垢抜けて見た目が変われば自信が持てるかもしれないと考えた美月さんは、直哉さんの垢抜け大作戦を開始。美月さんのアドバイスのおかげで、数ヶ月後には見違えるほど素敵になった直哉さんは、少し自信がつき美月さんにプロポーズ。幸せな結婚生活が始まって数ヶ月後、直哉さんは会社のマドンナ三井さんから突然ランチに誘われます。不思議に思いつつ断りますが、今度は廊下で女性社員が自分の見た目を褒めているのを耳にします。気のせいかと思った直哉さんですが、ある日カフェで見知らぬきれいな女性から突然連絡先を書いたメモを渡され、自分がモテることに気付きます。自信を持った直哉さんは、連絡先をくれた女性と会う約束をし、翌日には自分から三井さんに声をかけランチに誘いました。数ヶ月後、直哉さんの様子が最近おかしいと思っていた美月さんは、友人の志穂さんからアニメフェスに誘われ直哉さんにも声をかけますが、素っ気なく断られてしまいます。アニメフェス当日、おしゃれをして出かけようとする美月さんを見て直哉さんは浮気を疑います。志穂さんにそのことを話すと、「逆に向こうが浮気してるんじゃない?怪しいところとかないの?」と言われ、志穂さんが教えてくれた浮気のサインが最近の直哉さんの行動にすべて当てはまっていて不安になります。アニメフェスを楽しんだ美月さんは、志保さんと隣町にできた新しいお店でディナーをすることに。お店の雰囲気を楽しんでいると、女の人と親し気に話す直哉が入ってきました。美月さんに気づかない直哉さんは、奥さんがいるのに堂々とデートをしても大丈夫かという女性にアニメイベントに行っていると告げます。なんだか暗そうだと笑う女性に、直哉さんは「だから明るい君に惹かれたんだ」と笑っていました。

1話目から読む

女っ気が一切ない感じだったのにまさか浮気していたなんて

志穂とアニメフェスを楽しんだ私は、隣町にできたという新しいお店でディナーを食べることに。お店の雰囲気を楽しんでいると、新しいお客さんが来店します。見れば女の人と親し気に話す直哉がそこに。びっくりしている私の近い席に案内された2人の会話をそっと聞いていると、女性からこんなに堂々とデートをして大丈夫?と聞かれていました。アニメのイベントに行っているという直哉の答えに「なんだか暗そう」と笑う女性。「だから明るい美沙に惹かれたんだよ?」と直哉も笑いながら答えました。私が聞いているとも知らずに。

「この後どうする?」という女性の手を握った直哉が「もっと一緒にいたいな」と言います。「嬉しい・・・でも奥さんは?」と聞かれ「適当に理由つけておくよ、じゃ行こうか」と答える直哉の言葉に、私の心が凍りました。

二人が店からでて暫くすると、着信音が鳴り響きます。見れば、『友達に飲みに誘われたから先に寝てて』というメッセ―ジが画面に表れていました。志穂が気づかわしげに「美月・・・」と声をかけます。

「私、浮気されてたの・・・?こんなの受け入れられない」溢れる涙を堪えながらつぶやくと、しばらく黙り込んだ志穂が「とりあえずうちにおいで?今日は直哉くん帰らないんでしょ?」と明るい声で言ってくれました。その気遣いに「・・・ありがと」とお礼を言います。

志穂の家に移動した私に、志穂がお茶を出しながら「少しは落ち着いた?」と声をかけてくれます。「うん、ごめんね迷惑かけて」と言えば、志穂の夫の大智さんが「しかし、あの直哉くんがね・・・」と戸惑ったように呟きます。

「確かに最近一段と垢抜けたけど、それまでは女っ気一切ない感じだったのに」と動揺する私に「まさか本当に浮気してたなんて」と志穂も呆れたように言いました。ハンカチを握りしめながら「私、全然気が付かなかった。やっぱり垢抜けたことと関係あるのかな」と呟きます。せっかく直哉のためにと張り切った結果が浮気なんて辛すぎる。

美月さんが聞いていることも知らず、直哉さんが心無い行動をしています。美月さんのおかげで垢抜けたというのに、こんな裏切り方をされてはあまりにもやるせないですね。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:モトヤマラミ 編集:石野スズ
作画:yuiko

最新のコメント
  • アンバベイレ より

    思いがけない成功をすると、突然【俺って凄い人間!】と思い上がって、周りの、特にそれまで自分を温かく支えて力付けてくれた人への感謝の気持ちも忘れて、その相手を見下してその心を踏みにじるようになる最低の人間って一定数いるんだよね。【俺に相応しいのはこんな地味な相手じゃない!もっと素敵な(能力ある)相手を!】とかね

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