[34]孫を置いて消えた娘|両親のように祖母も自分を置いていってしまうのでは?と怯えて泣く孫に心が痛む

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前回のお話

シングルマザーとして子育てと仕事に奮闘する娘リコさんを支えながら、忙しくも幸せな日々を送っていた雪江さん。しかしある日、リコさんは「今は彼との時間が一番大切」と言い残し、ミオちゃんを置いて姿を消してしまいます。行方を探すも、リコさんは半年前に仕事を辞めてスマホも解約済み。アパートの退去手続きもされており、手がかりは何もありませんでした。雪江さんはミオちゃんを守ることを最優先に考え、自分の扶養に入れることを決意しますが、学校から家庭調査票の提出を求められたことをきっかけに法的な手続きを視野に入れます。役所に相談に行くと、手続きには父親の協力が必要だと言われ、リコさんの元夫隆文さんと会うことに。そこで、リコさんが妊娠中に浮気をして離婚を切り出した事実を知り、雪江さんは大きな衝撃を受けました。しかし隆文さんは、ミオちゃんと過ごした時間がほとんどなく、再婚して新しい家庭を築いていることから「ミオのことをお願いします」と雪江さんに頭を下げました。法的な手続きへの目途が立った雪江さんは、ミオちゃんに母親が戻らない可能性や、これから困らないよう準備を進めていることを正直に伝えます。ミオちゃんは雪江さんと暮らすことを承諾してくれ、改めて2人だけの生活がスタートしたのでした。それからゆっくりと時は流れていき、ミオちゃんの誕生日がやってきます。お祝いの言葉くらいはあるだろうと淡い期待を抱いていた雪江さんでしたが、リコさんからの連絡は何もありませんでした。ある日の朝、珍しく体調を崩した雪江さんは、会社を休ませてもらうことに。ミオちゃんに今日は家にいると告げ自室で休みます。数時間後目を覚ますと机にミオちゃんからのメモとスポーツドリンクが置かれていました。ミオちゃんの優しさに嬉しくなりながら、早く元気にならなければ、と思います。夕方、大分楽になったため部屋から出ると、リビングから話し声が聞こえました。

1話目から読む

ずっと私に心配をかけないようにしていたんだ

ある日の朝、珍しく体調を崩した私は、会社を休ませてもらうことに。ミオに風邪を引いたので家にいると伝えます。数時間後、目を覚ますと机にミオからのメモとスポーツドリンクが置かれていました。ミオの優しさに嬉しくなりながら、早く元気にならなければ、と思います。夕方、大分楽になったため部屋から出ると、リビングから話し声が聞こえました。まさか、リコが戻ってきたのでしょうか?

そっとリビングを覗くと、そこには祥子ちゃんがいました。「おかゆあったら、ばぁば喜ぶ?」と聞くミオに、「そうね、これができたら私は帰るから、ミオちゃんが課長に食べさせてあげてくれる?」と笑いかけています。わざわざ来てくれたんだ・・・。

「・・・」しょんぼりと俯くミオに、祥子ちゃんが「どうしたの?」と声をかけます。ミオが悲しそうな声で「ばぁば、元気になる?いなくなったりしない?」と聞くと、祥子ちゃんが安心させるように「大丈夫よ、課長が熱を出すなんて、すごく珍しいのよ、いつも元気な人だから」と言いました。

するとミオは、耐えていたものが溢れるように涙をこぼしながら、「だって、みんなミオを置いてっちゃうんだ・・・パパはいないし、ママも、ばぁばまで、いなくなったらどうしよう」と呟きました。祥子ちゃんが「大丈夫よ、ミオちゃん。課長は、絶対にあなたを置いていったりはしないわ」と頭を撫でます。

それが引き金になったのか、ミオは本格的に泣き出してしまいました。「ばぁば、いなくなったらやだよー」ミオがあんなに泣いているところは初めて見ます。きっと、ずっと私に心配かけないように、我慢してたのでしょう。ごめんね、ミオ。

私は深呼吸をしていつも以上の笑顔を作り、「ばぁばは大丈夫よ、もう元気になったわ」そう声をかけました。ミオが「ばぁば!」と叫びながら抱きついてきます。そんなミオに私は改めて「ミオ、不安にさせてごめんね」と抱きしめ返しました。

父親も母親もいなくなり、さらに祖母も・・・と考えたらミオちゃんも堪えきれなくなってしまったのでしょう。それまで寂しさを隠していたミオちゃんの涙に、雪江さんが切なくなってしまうのも分かりますね。

※ストーリーはフィクションです。登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ

最新のコメント
  • トトロ より

    多分だけど、
    リコさんは彼氏に捨てられ、
    行く所が無くて帰ってくるんじゃないの。
    ミオちゃんは、まだ幼いから許すんだろうけどね。
    なんだかな~って感じで終わるんかな?

  • おばあちゃんはミオちゃんに長く寄り添って(泣) より

    あのアバズレ娘は、そんなに自分の子どもが憎かったのか?だからこんな仕打ちしたのか?と邪推したくなる
    旦那もミオちゃんが可愛かったのに、無理やり引き離して父親奪って
    自分は責任や世話を母親に丸投げして、つまらないクソ男に走る
    ミオちゃんを祖母だけの心細い境遇に故意に追いやりやがって
    主人公も法的にもお金も孫に全振りして
    アバズレ娘を情け容赦なく断罪してもらいたい

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