[33]孫を置いて消えた娘|体調不良で眠っている間に訪ねてきた人物は誰?娘が戻ってきたのかと不安になる

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前回のお話

シングルマザーとして子育てと仕事に奮闘する娘リコさんを支えながら、忙しくも幸せな日々を送っていた雪江さん。しかしある日、リコさんは「今は彼との時間が一番大切」と言い残し、ミオちゃんを置いて姿を消してしまいます。行方を探すも、リコさんは半年前に仕事を辞めてスマホも解約済み。アパートの退去手続きもされており、手がかりは何もありませんでした。雪江さんはミオちゃんを守ることを最優先に考え、自分の扶養に入れることを決意しますが、学校から家庭調査票の提出を求められたことをきっかけに法的な手続きを視野に入れます。役所に相談に行くと、手続きには父親の協力が必要だと言われ、リコさんの元夫隆文さんと会うことに。そこで、リコさんが妊娠中に浮気をして離婚を切り出した事実を知り、雪江さんは大きな衝撃を受けました。しかし隆文さんは、ミオちゃんと過ごした時間がほとんどなく、再婚して新しい家庭を築いていることから「ミオのことをお願いします」と雪江さんに頭を下げました。法的な手続きへの目途が立った雪江さんは、ミオちゃんに母親が戻らない可能性や、これから困らないよう準備を進めていることを正直に伝えます。ミオちゃんは雪江さんと暮らすことを承諾してくれ、改めて2人だけの生活がスタートしたのでした。それからゆっくりと時は流れていき、ミオちゃんの誕生日がやってきます。お祝いの言葉くらいはあるだろうと淡い期待を抱いていた雪江さんでしたが、リコさんからの連絡は何もありませんでした。

1話目から読む

珍しく体調を崩してしまった

ミオの誕生日当日。日付が変わるまで待っていましたが、結局リコからは誕生日プレゼントはおろか、電話もメッセージも届きませんでした。お腹を痛めて産んだ我が子の誕生日まで忘れてしまったのでしょうか。ミオの気持ちを思うだけで、胸が張り裂けそうになります。

それから数日が経ったある朝のこと。目を覚ますと、ひどい頭痛に襲われました。体も熱っぽいし、風邪でも引いたのかしら・・・そう思いながら体温を測ると、表示されたのは38度3分。どうやら、思っていた以上に熱があるようでした。とても仕事に行ける状態ではなかったため、祥子ちゃんに連絡を入れ、今日は休ませてもらうことにしました。

「ばぁば風邪ひいちゃったみたい、今日は家にいるから学童行かずに帰ってきてね。朝ごはんは・・・」そう言いかけると、ミオは「パンとハム食べるから大丈夫だよ。ばぁばは寝てて」と、自分から言ってくれました。本当になんて頼もしい子なんでしょう。

数時間後に目を覚ますと、薬が効いたのか少し体が楽になっている気がします。ふと机の方へ目を向けると、そこにはメモとスポーツドリンクが置かれていました。メモにはミオの字で『スポドリのんでね。早くなおりますように』と書かれていました。

ミオは本当にいい子です。・・・だからこそ、いつまでも心配をかけるわけにはいきません。私も早く元気にならなくては、そう強く思いました。

夕方に目を覚ますと、体がだいぶ楽になっていました。熱も下がったし、ミオがくれたスポーツドリンクのおかげかもしれない。もう夕方だし、ミオが帰ってきているはずです。様子を見に部屋を出ると、リビングから話し声が聞こえてきました。・・・まさか、リコ!?

風邪を引いた雪江さんのためにスポーツドリンクを用意してくれるなんて、ミオちゃんはなんていい子なのでしょうか。こんないい子を置き去りにするなんて、リコさんが信じられません。

※ストーリーはフィクションです。登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ

最新のコメント
  • めんだこの母 より

    まさかだけど男とこっそり金目の物取りに来たとかだったら…迷わず警察に突き出して欲しい。

  • ten より

    大病が見つかって···って展開になるかと思ってハラハラした〜
    それだけはやめたげて···

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