帰ったら妻も妻の荷物もなくなっていた

私が父の遺産を受け取るかもしれないとわかると、そのお金で同居する家を建てようと言い出したナオヤの家族。私が拒否の姿勢を崩さずにいると、ナオヤは記入済みの離婚届で脅してきました。離婚届を受け取った私が「わかった」と言うと、ナオヤは大喜びで義家族に連絡。週末、さっそく我が家にやってきた義家族は、大盛り上がりで新居の話し合いを始めましたが、私は母親と弁護士さんと話すからと伝えて自宅を出て実家に向かいました。
それから1週間後。ナオヤはマンションから私の荷物がなくなっていることに気付き呆然。私はナオヤがいない隙を狙って、自分の荷物を全て運び出していたのです。

ナオヤはすぐに電話をかけてきました。「もしもし、シノブ?どうなってるんだ??」と怒りを滲ませるナオヤに「あら、ナオヤさん。何か御用ですか?」と他人行儀に答える私。「ふざけないでくれ。自分の荷物持って行ったのか?家の話はどうなってるんだ?」と苛立つナオヤに、

「家の話?ご心配いただかなくても、順調に進めてますよ。もう購入済みです」と丁寧に答えると、「はぁ?俺、何も聞いてないぞ」と怒りを露わにするナオヤ。私が動揺もせず「・・ナオヤさんに説明する必要、あります?」と返すと、

ようやく何かがおかしいと感じ始めたのか「何言ってんだよ。俺たちが住む家なんだ、あるに決まってるだろ?」とナオヤが焦り始めました。私はナオヤの問いかけには反応せず「馴れ馴れしく名前で呼ぶのもやめてもらえません?」とにこやかに言いました。

「は?」と困惑するナオヤに、「私たち、もう離婚成立してますから」と教えてあげると、「どういうことだよ!認めないぞ!」とナオヤが声を荒げますが、ちっとも怖くありません。私とナオヤはすでに離婚が成立していて今はただの他人。私はその事実を伝えただけです。
家の中から妻の荷物が突然なくなっていたら驚くでしょうね。感情的なナオヤさんと冷静なシノブさんの対比がおもしろいですね。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:ポジョ
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