[12]夫家族と遺産トラブル|遺産で家を建てることに承諾しない妻を従わせるために夫が取り出したのは離婚届

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前回のお話

昨年結婚し、実家の近くにマンションを借りて、夫ナオヤさんと幸せに暮らしていたシノブさん。しかしある日突然、父親が不慮の事故で帰らぬ人となってしまいます。残された母親とともに悲しみに暮れるシノブさんでしたが、ナオヤさんと義家族は「莫大な遺産が入るかもしれない」と目を輝かせていました。シノブさんの母親に資産がどのくらいあるかを遠回しに聞いてきたり、実家に母親1人だけで住むには広すぎるから売却したほうがいいと言ってきたりして、シノブさんはナオヤさんと義家族に不信感を抱くようになります。そんなある日のこと。仕事から帰ると、何の連絡もなく義両親が家に来ていました。すると驚くことに、義両親は「遺産を使って、みんなで住む家を建てない?」と耳を疑うような提案をしてきたのです。あまりにも非常識な言い分に反発するシノブさんでしたが、「生意気だ」「嫁に来た分際で」と口々に文句を言われ、悔しさのあまり涙が溢れました。ナオヤさんだけは味方になってくれると思っていましたが、どうやら彼も義両親側につく模様。誰のことも信じられなくなったシノブさんは、しばらくは幼馴染のミホさんの家で暮らすことにしたのでした。しかし、それでナオヤさんと義家族の気がおさまるはずもなく、シノブさんの実家にまでやってきます。このままでは家族に迷惑をかけてしまうと思ったシノブさんは、ナオヤさんと話し合うことにしたのでした。

1話目から読む

奥の手は『記入済みの離婚届』

遺産欲しさに突然実家に押しかけてきたうえ、母を侮辱するような言葉まで浴びせてきた義家族。クミコおばちゃんが「大声で騒いでいる人たちがいる」と警察に通報してくれたおかげで事なきを得ましたが、一歩間違えれば大きなトラブルになっていたかもしれません。放っておけば、母とリラに危害が加わるのも時間の問題でしょう。

翌日、仕事を終えて自宅に戻ると、なぜか部屋は真っ暗。「ナオヤ、いるの?」と声をかけて電気をつけると、目の前に満面の笑みを浮かべたナオヤが立っていました。

ナオヤは嬉しそうに両腕を広げると「ようやく決心したんでしょ?」と言いました。「なにが?」と首をかしげると、ナオヤは続けて「早く決心しないから、父さんたちがそっちまで行ったんだろ?」と答えました。どうやら、彼は何か勘違いをしているようです。

ナオヤはカバンから注文住宅のカタログを取り出しながら、「それで、すぐにでも業者を呼ぼうと思うんだけど?新しい家を建ててみんなを喜ばせたいんだ」と嬉しそうに話します。私はそんな彼に「家を建てる気も、同居する気もないよ」とはっきり伝えました。

すると、ナオヤは大きくため息をつきながら「シノブはいつになったら大人になって嫁ぐということを理解できるんだ?こっちもいい加減、我慢の限界だよ」と言いました。そして「これは出したくなかったけど・・・」そう言って、1枚の紙を私の前に差し出します。

「ナオヤ・・・本気なの?」ナオヤが差し出したのは、離婚届でした。しかも、ナオヤの署名欄はすでに記入されています。こんなもので私を揺さぶれると思っているなんて呆れる。彼は私に冷たい視線を向けると「シノブがいつまでも変わらないなら、こういうことも考えてしまうよ」と言いました。

いつまでも言うことを聞かないシノブさんを従わせようと、ナオヤさんが取り出したのは、まさかの離婚届。離婚を脅し文句に使うなんて最低です。私がシノブさんの立場なら、喜んで離婚を受け入れますが、シノブさんはどう出るのでしょうか。

※この記事は過去に公開したものを再掲しています。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:ポジョ

最新のコメント
  • 711 より

    うわ〜ラッキー!ですね
    言い出しっぺが夫なら、なかった事には出来ないよね?
    というか、この夫は自己評価だけは高いんだ
    金の亡者一族と縁が切れて良かったね

  • 来年からダイエット より

    離婚届だして、脅してる積りなんだろうけど
    後で泣きを見るのは旦那でしょう
    奥さんに離婚届だされて、遺産はおろか
    慰謝料払う羽目になる、財産分与もしないといけない
    真っ青に成って義家族と揉める姿が目に浮かぶ

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