[11]花泥棒|犯人捜しをやめた娘の態度に、疑いたくなくても疑惑の目が向いてしまう

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前回のお話

かなさんは、小学5年生のさくらちゃんのお母さん。さくらちゃんを見送り、庭の花に水をあげてから出勤するのが毎朝のルーティンです。ところがある朝、いつものように水やりをしようと庭へ出ると、ようやく咲いたチューリップの花が何者かによって千切られていることに気付きます。誰が何の目的で千切ったのかは分かりませんが、チューリップを大切に育てていたさくらちゃんのためにも、かなさんは絶対に犯人を見つけると誓いました。そうと決まれば早速容疑者探しスタート。チューリップは前日の夕方までは無事だったため、犯行があったのはその後だと考えたかなさん。同僚に「近所の子どもが千切ったんじゃない?」と言われたことを思い出したかなさんは、さくらちゃんの友達大地くんを思い浮かべました。なぜなら、大地くんは千切られたチューリップを見るなり、無言で顔を逸らしたからです。さくらちゃんの友達を疑いたくはありませんが、その反応がどうしても気になってしまうのでした。2人目の候補としてあがってきたのは、ご近所の城坂さん。彼女はチューリップにやけに詳しくて、「花は摘み取って球根に栄養を回すと来年も咲くのよ」とアドバイスをしてくれますが、今のかなさんにはそれも疑わしい要素。犯人と思われる人物を絞ってはみたものの、証拠もないので捕まえることもできず、時間だけが過ぎていきます。そんなある日のこと、なんと残っていたチューリップの花が切り取られてしまったのです。その晩かなさんは怒りながらチューリップがまた無くなったことと、防犯カメラを付ける案をさくらさんへへ提案しました。するとさくらんはまさかの否定をします。さらに「犯人を見つけなくていい」とまで言い出してしまいました。急変したさくらの態度に戸惑い、ローテンションのまま出社すると、同僚の山本さんが心配して声をけてくれます。娘のことを説明すると、さくらちゃんが犯人ではないかと疑っていた気持ちをズバッと言われてしまいました。

1話目から読む

そんなことを考えてしまう自分が嫌だ

犯人捜しに乗り気ではなくなったさくらの態度に戸惑い、ローテンションのまま出社すると、同僚の山本さんが心配して声をかけてくれました。彼女に娘のことを説明すると、「もしかしてさくらちゃんがやったんじゃないかと疑っていない?」と、気にしていたことをズバッと言われます。「はっきり言わないでください!」と反発するものの、そうじゃないといいな、と呟く声はどんどん弱くなっていくのでした。

翌朝、さくらはいつものように「いってきまーす。」と元気よく学校へ行きます。私は「いってらしゃーい。」と見送ったあと、花のことを言わなくなったさくらのことを考えました。

もしさくらがやったんだったら?あんなに大事にしてたのにどうしてだろう・・・。それよりもなんで言ってくれなかったのだろう。嘘・・・ついてたってことだよね。

さくらがやったとしたら、どんな気持ちで・・・。「あー・・・。もう考えたくないなぁ。」とモヤモヤする気持ちに嫌気がさします。なにより嫌なのは・・・。

(さくらを疑ってる自分もすごく嫌・・・。)自分の娘を疑わなくてはいけないことが、こんなにストレスに感じるなんて。とはいえ、まだ決まったわけではありません。

私が思う花泥棒の犯人候補は今の所3人。娘の同級生の大地くん、ご近所さんの城坂さん、そして娘のさくら。誰が犯人でも嫌ですが、出来れば出来ればさくらじゃなければいいな、と痛む胃を押さえながら、ため息をつきました。

あれからさくらさんは花泥棒について触れてきていないようです。疑いたくはない気持ちも分かりますし、いきな変わってしまったさくらさんの態度に、疑わざるをえない状況もまた悩ましいですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

監修・校正:ママ広場編集部 編集:石野スズ
脚本・作画:めめ

最新のコメント
  • なすび より

    なんで解らないかなぁ〜。花泥棒は 大地くんですよ。娘さんは 大地くんの事が好きなので かばっているのでしょう!

  • ぽんこつ より

    娘が何か知ってそうならちゃんと話した方がよくない?
    娘との間の信頼関係の問題でしょ?このまま放置したら一生何かにつけて娘の事を信用できなくなるし、娘も相談しなくなると思う。

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