[22]孫を置いて消えた娘|母親の気持ちが自分から離れている事を孫は知っていた。孫を想いありのままの事実を伝えた祖母

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前回のお話

シングルマザーの娘リコさんと孫のミオちゃんのサポートをしながら、責任ある立場で仕事も頑張っている雪江さん。リコさんからミオちゃんのお迎えを頼まれる頻度が増えていたある日、リコさんに彼氏がいることがわかりました。その後、リコさんから「2週間だけ預かって」と頼まれミオちゃん預かっていた雪江さんは、熱を出したミオちゃんを病院へ連れて行くも、資格情報が確認できないと言われて嫌な予感がします。リコさんの会社に確認すると半年前に退職したと言われ、慌ててリコさんに電話をかけるとスマホは解約されていて繋がりません。急いでリコさんのアパートへ行くともぬけの殻で、アパートも月末で解約されており、リコさんに何度メッセージを送っても既読になりません。翌日、リコさんの元同僚だという松田さんから連絡があり、ショウくんという彼ができてからリコさんが変わってしまったと聞いた雪江さんは「母を辞めるのがあなたの選択なの?」と愕然としました。親しい部下の祥子さんに事情を話すと、仕事面はできる限り協力すると言ってくれ、今自分がすべきことはミオちゃんを守ることだと強く思うものの、どうすればよいのかわからない雪江さんでした。リコさんがいなくなって2週間が経ち、リコさんは帰って来ないかもしれないと感じていた雪江さんは、ミオちゃんを自分の扶養に入れ、アパートに残っていたミオちゃんの荷物も引き取りました。夕食を食べに行って無邪気に笑うミオちゃんを見て、このまま黙っているわけにはいかないと感じた雪江さんは、「帰ったら大切な話がある」とミオちゃんに伝えました。

1話目から読む

ごまかさず事実を孫に伝える

リコがいなくなって2週間が経ちました。もう帰って来ないつもりかもしれないとうっすら感じていた私は、ミオを自分の扶養に入れ、アパートに残っていたミオの荷物も引き取りました。お迎えの帰りに寄ったラーメン屋さんで無邪気に笑うミオを見て、このままいつまでも黙っているわけにはいかないと感じた私は「帰ったらあなたに大切な話がある」と伝えました。

話があると言った時点で、ミオは良い話ではないと察していたような気がします。帰宅後、私はなるべく丁寧に、嘘はつかないように、リコがいなくなってしまったこと、戻ってくるかわからないことをミオに伝えました。黙って私の話しを聞いていたミオは、目に涙を浮かべ「ママ、帰って来ないんだ」と言いました。

そして、「ママ、ミオよりショウくんと一緒がいいみたい。ミオがいると、ショウくんと一緒にいられないって言ってたの」と言ってぼろぼろと大粒の涙をこぼしたミオ。ミオはずっと前からママの気持ちが自分よりも交際相手にいっていることを知っていたのです。もっと早く気づいてあげていれば・・。泣きじゃくるミオを見て胸が張り裂けそうでした。

「ママはね、ミオのことが大事よ。でも今は、どうしていいかわからなくなっちゃって、時間が必要なの。だからこれからはばぁばと一緒に暮らしましょう」そう言うと、ミオは少し落ち着きを取り戻し「ばぁばと、ママを待つの?ママ、いつか帰ってくる?」と聞いてきました。

リコが帰ってくるかどうか・・。それは私にもわからない。安易に「帰ってくるよ」とは言えず、私は言葉に詰まってしまいました。嘘やごまかしはこの子をかえって傷つけてしまうかもしれない・・。そう考えた私は、

「ごめんね、ミオ。ばぁばにもママが帰ってくるかはわからない」と正直に伝え、「でも、約束する。ミオのことは、ばぁばが守るから」とミオの目を真っすぐ見て力強く言いました。ミオは「・・うん」と静かに頷きました。

その場しのぎの言葉はかえってミオちゃんを傷つけるかもしれないと考え、ごまかすことなく事実を伝えた雪江さん。もちろんミオちゃんは傷ついたでしょうが、雪江さんの「ミオのことは、ばぁばが守る」という力強い言葉にとても励まされたでしょうね。

※ストーリーはフィクションです。登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ

最新のコメント
  • りん より

    正直に話していいと思います
    ただ、母には帰って来ないで欲しい
    図々しい

  • バニラ より

    同居した内縁夫が連れ子を虐待するってよくある話 彼氏から遠ざけたのは正解かな 好意的に見て 実際自分のためだろうけどね 最近は彼氏と一緒になって我が子を虐待する母親もいるみたいだし  ばあばの元で幸せになって欲しい 数年後彼氏に捨てられて戻って来るのは想像できるけど

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