子どもたちの笑顔を守りたい

私が妙子さんに話をしに行った日の夜、妙子さんがカウンセリングに行くことを受け入れたと浩太さんから連絡がありました。兄ばかりを可愛がる母親から冷たい扱いを受けて育ち、自分の娘と息子にも同じことをしてしまっている妙子さん。妙子さんを気の毒に思う気持ちもありますが、親になった以上は責任を持たなくてはいけません。いつか妙子さんも自分のためのおしゃれを楽しんでほしいなと啓太と話しました。
その後、妙子さんは浩太さんに付き添われカウンセリングへ行き、定期的に通っているそうです。服装も以前とは少し雰囲気が変わってきているようで、私がアドバイスしたからかどうかは分かりませんが、グリーンの服も着ていると聞き、少し嬉しくなりました。

蒼ちゃんと龍太くんは義実家で生活するようになりました。浩太さんは仕事を調整してほぼ毎日顔を出しているらしく、父親としても奮闘中のよう。これまで仕事ばかりで家族のことに無頓着だった分、その埋め合わせをするかのように子ども達にたくさんの愛情を注いでいるようです。

蒼ちゃんは以前よりもよく笑うようになり、少しずつ自分の希望を言えるようになってきました。以前は弟のおさがりの服を文句も言わず着ていた蒼ちゃんは、今は自分で選んだピンク色のかわいらしい服を着ています。

仲良く遊ぶ子どもたちを見ながら「子どもたちの笑顔には癒されるなぁ」と呟く啓太に、私も「ほんとそうだね・・」と答えますが、子どもたちの傷はそんなに簡単には消えないとも感じます。

子どもの頃に受けた心の傷に今も苦しむ妙子さん。妙子さんが変われるのかどうかもわからないけれど・・今はただ子どもたちの笑顔を守ることだけを考えたい。無邪気に笑う3人を見ながら心からそう思います。
親から受けたきょうだい差別を自分の子どもにもしてしまった妙子さんは、周りの人たちの助けもあり、カウンセリングを受けるという大きな一歩を踏み出しました。笑顔を取り戻した蒼ちゃんと龍太くんのように、妙子さん自身も笑顔になれる日が来ることを願ってやみません。子どもたちの心の傷は完全には消えないのかもしれませんが、愛されることを知った蒼ちゃんは妙子さんのように同じ過ちは繰り返さないはずですよね。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:藍川らづ
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カウンセリング受けたら、変われるのですか?
カウンセラーに自分の子ども時代や親のこと、育まれた価値観について話せば、変われるのですか?
その他にカウンセラーが治療としてくれることがあるのですか?
スゴイね
妙子さんの頑なさを、一言二言で解してリハビリに行く気にさせるなんて…