[11]義姉の愛情格差|今どきボーイッシュな女の子は珍しくない。仕事ばかりで娘のSOSに気付かない父親

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前回のお話

義母の誕生日をお祝いするため、義実家に顔を出した真衣さん。義家族との仲も良く親戚付き合いに大きな不満はありませんが、ただ一つ、義姉妙子さんの子どもに対する愛情格差に憤りを感じていました。妙子さんは、弟の龍太くんのことは可愛がりますが、姉の蒼ちゃんのことはいつも放置。龍太くんには好みの服を買ってあげるのに、蒼ちゃんはいつも龍太くんのおさがりばかりで美容院にすら行かせてもらえません。真衣さんが口を出そうとしても「蒼は好きでああいう感じ、龍太の教育に力を注ぎたい」と話になりません。だけど蒼ちゃんは、本当はピンクやリボンなど女の子らしいものが好き。その姿を見た真衣さんは、胸が締め付けられました。蒼ちゃんの悲しそうな顔をこれ以上見ていられないと思った真衣さんと義家族は、妙子さんの夫である浩太さんと話をつけることに。これで少しは状況が良くなるといいけど・・・と思った矢先、更紗ちゃんから、大事にしていた髪飾りとワンピースがなくなってしまったと報告を受けます。

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高級ブランドのワンピースがなくなった!

妙子さんに蒼ちゃんの扱いを注意しても聞き入れてもらえない状況に、私も義家族も頭を抱えます。だけど、ご飯はちゃんと食べさせてもらえているし、服もおさがりだけど清潔。決して虐待ではないけれど、蒼ちゃんの気持ちを考えると胸が苦しくなりました。どうしたものかと悩んでいると、更紗からお気に入りのワンピースがなくなったと報告を受けました。

どうやら、昼間にみんなでファッションショーを楽しんでいたときに、蒼ちゃんが身につけていたワンピースとリボンがなくなってしまったようです。更紗のお気に入りということもあり、相当ショックだったのか、必死な様子で訴えかけてきました。

ファッションショーの最中にどこかへ紛れ込んでしまったのだろうと思い、クローゼットの中を隅から隅まで探しましたが、お気に入りのワンピースは見つかりませんでした。なくなったワンピースは、去年私の母がプレゼントしてくれた高級なもの。あまり見かけないデザインと女の子らしいシルエットが魅力的で、更紗も特に大切にしていました。

ワンピースを最後に着ていたのは蒼ちゃん。すごく羨ましそうにしていたし、まさか蒼ちゃんが・・・?だけど、蒼ちゃんはリボンですら妙子さんに見つかることを怖がっていました。そんな蒼ちゃんが、リボンよりも目立つワンピースを持って帰れるとは思えません。

その日の夜。夫から、やっと浩太さんがつかまったと話がありました。明日から出張に出る予定で準備に追われていたため、なかなか電話に出られなかったようです。私は居ても立ってもいられず、「それで蒼ちゃんのこと、なんて?」とたずねました。

夫は困ったような表情を浮かべながら「それが全然話が通じなくて」と、ため息をつきました。蒼ちゃんの服装についても「今どきボーイッシュな女の子は珍しくない」と蒼ちゃん自身が望んであの格好をしているのだと思い込んでいるようです。ただ、習い事の件を伝えると、妙子さんと一度話をしてみると言ってくれたそうでした。これで少しは改善するといいのですが・・・。

いくら身内であっても、踏み込んでいい範囲にはきちんと線引きがあるものです。今すぐにでも蒼ちゃんを助けてあげたい気持ちはありますが、この件については、やはり父親である浩太さんに動いてもらうしかありませんね。少しでも状況が良い方向へ向かうことを願います。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:藍川らづ

最新のコメント
  • ななぴょん より

    メロンケーキの話もしなよ。
    それでわからないなら父親も加害者だよ。

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