[10]義姉の愛情格差|母の愛に飢えた姪が帰った後、娘の部屋から髪飾りとワンピースがなくなった

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前回のお話

夫啓太さんと娘更紗ちゃんと3人家族の真衣さんは、啓太さんの兄浩太さん家族と義母の誕生日をお祝いすることに。義姉妙子さんと弟龍太くんの後ろにいる、更紗ちゃんと同じ年の姉蒼ちゃんが、龍太くんのお下がりを着ているのを見てモヤモヤ。龍太くんばかりに世話を焼く妙子さんと、そんな妙子さんの愛情を求める蒼ちゃんの視線に胸が痛み、妙子さんの態度に不満が募ります。蒼ちゃんの誕生日にもかかわらず「龍ちゃんが好きだから」と蒼ちゃんが苦手なメロンのケーキを買ってきたり、義両親が蒼ちゃんに新しい服をプレゼントしたいと言っても、蒼も納得してると全く取り合おうとしない妙子さん。子ども部屋で更紗ちゃんやカナちゃんと頭にリボンを付けてはしゃぐ蒼ちゃんの姿を見て真衣さんはやっぱりと実感。その後、龍太くんの習い事があると急いで着替え始めた蒼ちゃんにすごい形相で詰め寄る妙子さんは、部屋を見回し更紗ちゃんと真衣さんの文句ばかり。帰った後「蒼ちゃんが可哀想すぎる!」とカナちゃんが怒り出し、真衣さんが「本当は可愛い服が好きなんです」と蒼ちゃんの写真を取り出すと、初めて見たと言葉を失う義家族。「蒼ちゃんに対する妙子さんの気持ちって・・」と考え込んでしまいました。

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弟のお下がりを着て髪はボサボサでも虐待とは言えない

蒼ちゃんたちが帰った後、「何とかならないのかな!蒼ちゃんが可哀想すぎる!」と怒り出すカナちゃん。私も「本当は可愛い服が好きなんです」とファッションショーでの蒼ちゃんの写真を見せると、初めて見たと言葉を失う義父母と夫。「妙子さんは、本当は男の子が欲しくて、名前を『蒼太』に決めていた」という義母の言葉を聞いて、「蒼ちゃんに対する妙子さんの気持ちって・・」と考え込んでしまいました。

「こういうのって虐待・・とかにならないのかな・・」確かに蒼ちゃんは小柄で痩せているけれど、食べていない訳ではないし、龍太くんのお下がりだけど洗濯もされて清潔な服を身に着けています。「虐待とはいえないかな・・」そう答えつつ、でも蒼ちゃんの気持ちを考えると、胸にずーんと痛みを感じました。

すると、「もううちで蒼ちゃんを引き取ろう!私も面倒見るし!」とカナちゃん。「両親が揃ってるんだ。簡単に言うんじゃない」と義父にいなされ「あ゛ーーー!!どうしたらいいのー」と頭を抱えてしまいました。

「さすがに暴力とかがないと難しいだろ、とにかくまず兄ちゃんに話そう!」夫がそう言うと、「浩太には私たちからも言っとくから!」義母にそう言われたカナちゃんは、「ママッ!!絶対に蒼ちゃんを守ろうね!」と言い、固く誓い合ったのでした。

その夜のこと。「今日は母さんのお祝いありがとうな」夫にそう言われ、「それは全然いいんだけど・・」と私が答えると、「蒼ちゃんな・・」と夫も深いため息をつきました。

すると、「ママ!髪飾りとワンピースがないの!」そう言って部屋にやって来た更紗。「ちゃんと探してみた?」ワンピースと髪飾りがなくなったなんて、この時は更紗の勘違いだと思っていたのでした。

弟のお下がりの服を着て髪型も母親が適当にカット。本当はおしゃれや可愛いものが大好きなのに、母親に強いられ文句も言わずにそれを受け入れるしかない蒼ちゃんはどんな気持ちなのか・・。妙子さんの非情な行動には一体どんな理由があるのかわかりませんが、どんな理由にせよ正当化されるものではありませんよね。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:藍川らづ

最新のコメント
  • ひいらぎ より

    「まず兄ちゃんと話そう」
    やっとかよ。
    仕事が忙しいらしいが「家庭を放置」して良い理由にはならない。

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