[29]男運の無い私|見当違いの勝利宣言をしにきた後輩に、表面は合わせつつ内心でため息をつく

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前回のお話

美貌とグラマラスな見た目から勘違いされることが多く、同性からは嫌われ、異性からは下心を向けられてきた京子さん。悲しいことに男運にも恵まれず、まともな恋愛をした試しがありません。恋愛を半ば諦めて仕事に打ち込んでいた京子さんですが、会社の後輩船橋くんからの猛アタックによりお付き合いを始めることに。しかし、幸せな日々は長くは続きませんでした。船橋くんは新入社員の真白さんの誘いにまんまと引っかかり二股関係に。真白さんの匂わせで船橋くんの浮気を知った京子さんは、一旦は別れずそのまま泳がせることに。浮気された悲しさをかき消すように仕事に没頭する京子さんに対し、船橋くんは仕事はほどほどに真白さんと遊び惚ける日々を送ります。しまいには期限が迫ってきた仕事を京子さんに押し付けようとまでしてきたので、京子さんはその連絡を無視して退勤しました。京子さんに手伝ってもらえないと分かった船橋くんは、真白さんと残業して資料の修正を進めるも、最終的には船橋くん1人で対応することに。翌日、資料の出来が甘いと次長に指摘された船橋くんは、自分の実力不足を自覚して青ざめたのでした。意気消沈しながら席に戻り、いそいそと話しかけてくる真白ちゃんに隠れて京子さんにメッセージを送る船橋くんですが、京子さんは無視して次長と仕事の話を始めます。それを見た船橋くんはなぜか検討違いの苛立ちを覚えていました。

1話目から読む

人のものを奪って優越感に浸るタイプだった模様

次長から資料の出来の甘さについて指摘を受けた和樹は、私のご機嫌取りをするために、真白ちゃんと話しながらこっそりメッセージを送ってきます。無視している私が、次長と仕事の話で盛り上がっている私を見て、『また次長とやり取りする姿を見せて、やきもち焼かせたい感じ?これ以上不機嫌なら俺にも考えがあるけど?』と勝手な言い分でイラつきだします。何の考えがあるやら・・・。

私が自動販売機の前でひと息ついていると、真白ちゃんから「山田さ~ん」と声をかけられました。「ん?」と返事をするやいなや「今日、私、和樹さんから誘われちゃって~」と幸せ笑顔前回で報告をしてきます。

「そんな!?和樹は私と・・・!」と大げさに驚きながら叫びますが、真白ちゃんは「そんなこと知ってますよ~?」と優越感に満ちた顔で答えます。

「でも、すみませ~ん。和樹さんは山田さんじゃなくて私を選んだんで~す。だから恨まないでくださいねっ」といかにも勝ち誇った顔でにっこりと笑いました。

「じゃ!そーゆーことなので~」と勝利宣言をした真白ちゃんが言いたいことだけ言って去っていきます。そんな背中を悲しそうなふりで見送り、真白ちゃんがいなくなったのを見計らってやれやれ、とため息をつきました。どうやら真白ちゃんは、人のものを奪って優越感に浸るタイプのようです。

「今日は会えなくなったから」という和樹からのメッセージの向こうで、いかにも仲良く話す和樹と真白ちゃん。これで私が和樹にすがると思っているなら、二人ともあまりに脳内お花畑すぎます。そんな二人を見て、私はそろそろかな・・・、と思いました。

京子さんの心はすでに和樹さんから離れているとも知らず、得意げにマウントを取ってくる真白ちゃんと、自分勝手に取り付けた約束を、自分都合で反故にしてくる船橋くん。京子さんの冷めた目にも気づかない二人は、ある意味お似合いかもしれませんね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお

最新のコメント
  • さるさる より

    ホント真白和樹お似合いだよ。同じレベル同士で。
    この状態を周りがどう見てるとか判断もつかないんだからそりゃマトモな仕事できる能力は無いよね…。

  • 青春の幻影 より

    でもいずれはこの男も捨てられるんだろうな(笑)
    こんなはずじゃなかったっっっ!て、言って(笑)

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