敵?味方?どっちが本当の姿か分からない

おもちゃの取り合いが原因で、おでこのあたりを擦りむいてしまった律と拓哉くん。まだ年少さんだし、よくあることだとは思いますが、ケガをさせてしまった以上、拓哉くんのことが心配です。私は謝罪もかねて、拓哉くんの様子を見に行くことにしました。
私が謝ると、みのりちゃんは「ケンカでしょう?男の子はよくあることだよ」そう言って、律が拓哉くんにケガをさせてしまったことを責めることなく受け止めてくれました。「ケガさせちゃってごめんね」改めて頭を下げると、みのりちゃんは首を振って「お互いさまじゃん、うちもごめんね」と優しい言葉をかけてくれました。

ふと律と拓哉くんに目をやると、2人はすっかり仲直りしたようで、いつものようにおもちゃで遊んでいました。さっきまでケンカして泣いていたとは思えないほど楽しそうに笑い合っています。その様子を見たみのりちゃんは「でも、2人とも仲直りできてよかった」そう言って、ほっとしたように微笑みました。

それにしても、みのりちゃんの家、うちとは比べ物にならない広さで驚いてしまいます。「すごく広いね!同じマンションとは思えない」私がそう言うと、みのりちゃんは首をかしげて「そうかな?子どももいるし、価格的にも自然とここになったんだよね」と言いました。うちなんてこの半分・・・うらやましい限りです。

とはいえ、広い家には広い家なりの悩みもあるようで「でもさ、男子2人だとすぐに散らかるよ~」と困ったように言いました。私は彼女の言葉に何度もうなずきながら「わかる!律ひとりでもぐちゃぐちゃだもん」と返します。

それからしばらく世間話を楽しんだ私たち。けれど、あんまり長居しても申し訳ないので、そろそろお暇することにします。するとみのりちゃんが「また遊びにおいでよ、麻衣ちゃんが仕事遅いときとか、私がお迎えして預かるよ」とありがたい提案をしてくれました。そこまで甘えてしまっていいのかなと思いつつも、ここはみのりちゃんの厚意を素直に受け取ることにしました。
ケガをさせたことを責めることなく、笑って許してくれたみのりさん。とても、麻衣さんがいないところでママ友に彼女の悪い噂を流していたとは思えませんよね。みのりさんが本当にフレネミーなのか、なんだか信じられなくなってしまいます。
※フレネミーとは・・
「フレネミー」は、英語の「フレンド(友人)」と「エネミー(敵)」を組み合わせた造語として広く知られている言葉です。
単なる敵よりも、心理的な距離が近い分だけ対処が難しい関係性とされています。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
監修・校正:ママ広場編集部 編集:石野スズ
脚本:あおいゆめ
作画:ポジョ
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主人公よ〜甘い!もっと疑いなよ。
多分ママ友にはうちの子が怪我させられたとか、仕事忙しいからって無理矢理子どもの面倒を見させられてるとか言うよ?