仲良しの友達とおもちゃを取り合ってケンカ

みのりちゃんは友達の皮を被った敵、いわゆる『フレネミー』なのだとパート先の同僚から言われた私は、なんとも言えない複雑な気持ちになりました。確かに、みのりちゃんから嫌味みたいなことを言われたこともあります。でも、それでも一緒にいて楽しいと感じる瞬間もあるんです。たとえフレネミーなのかもしれないと思っても、みのりちゃんとの関係をすっぱり切ることまでは、この時の私にはまだ考えられませんでした。
パート終わり、いつものように律を迎えに行くと、幼稚園の先生から「律くんと拓哉くんがケンカしてしまって、少しですが擦り傷を・・・」と報告を受けました。仲良しの拓哉くんとケンカするなんて珍しい。いったい何があったのでしょうか。

ケンカの現場は先生も見ていなかったようで、教室に戻ったころには2人が泣いていたそう。私はすぐに律に駆け寄ると、律は涙目のまま「僕も拓哉くんもブロックで遊びたくてね、それで・・・ごめんなさい」と小さな声で話してくれました。

そっか、ブロックで遊びたかっただけなんだ。まだ年少さんだし、そういうことでケンカになるのはよくあることだよね。でもお互い様とはいえ、怪我をさせてしまった以上、拓哉くんが心配です。「先生、拓哉くんは?」とたずねると「先ほどママがお迎えに来て、律くんママに連絡しますとおっしゃっていました」と教えてくれました。

その後、私はすぐにみのりちゃんの家へ。インターホンを押すと、みのりちゃんは笑顔で出迎えてくれました。「お仕事おつかれさま、連絡しようと思ってたのよ」そう言う彼女の後ろには、拓哉くんの姿がありました。今日のことを反省しているのか、拓哉くんはみのりちゃんの陰に隠れながら、申し訳なさそうにこちらを見ています。

リビングに通されると、私は腰を落ち着ける間もなく口を開きました。「お邪魔しちゃってごめん、今日のことなんだけど・・・」そう言って、拓哉くんにケガをさせてしまったことを謝ろうとしました。
年少さんだと、おもちゃを取り合ってケンカしてしまうのはよくあることですよね。ですが、お互い様とはいえケガをさせてしまった以上はきちんと謝らないといけないですよね。
※フレネミーとは・・
「フレネミー」は、英語の「フレンド(友人)」と「エネミー(敵)」を組み合わせた造語として広く知られている言葉です。
単なる敵よりも、心理的な距離が近い分だけ対処が難しい関係性とされています。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
監修・校正:ママ広場編集部 編集:石野スズ
脚本:あおいゆめ
作画:ポジョ
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本当に世の中にこんな人種居るの?
気にしてないよ!お互い様!って言いながら、有る事無い事言いふらすんだろうな。わかりやすーい!