[9]タワマン妻はフレネミー|友人に感謝されて嬉しくなるが、幼稚園の様子を見に行けなかった息子に悲しい思いをさせてしまう

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前回のお話

麻衣さんは、夫の孝さんと息子の律くんと暮らすワーキングママ。知らない土地に引っ越してきて不安でしたが、幼稚園の組と住んでいるマンションが同じみのりさんに声をかけてもらい、なんとか打ち解けることができました。優しくて綺麗なみのりさんとママ友になれて嬉しい麻衣さんでしたが、これ以来、彼女の静かなマウントに悩まされることに。麻衣さんには「送り迎えの服装にジャケットは浮いちゃうかも」と言っておきながら、自分はジャケットにスラックスというキメキメな服装で送迎したり、同年代の夫を持つ麻衣さんに対して「精神的にも経済的にも安心したいから同年代は無理かも」と言ったり。節々に棘のある言葉を含ませるみのりさんに麻衣さんは違和感を覚えますが、同じ幼稚園でしかも一緒に役員を務めることになった手前、仲良くするしかありませんでした。そんなこんなで、役員の仕事をする日がやってきます。待ち合わせ場所に行くと、そこには目に涙を浮かべたみのりさんの姿がありました。話を聞けば雅治くんが反抗期で辛いとのこと。教室で役員の仕事であるこいのぼり作りを始めますが、傷心のみのりさんを慰めるため「拓哉くんを見てきたら?」と言うと「お言葉に甘えて」と出ていきます。しかしそのまま戻らないため様子を見にいくと、そこには先生と談笑しているみのりさんがいました。

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母親が見にきてくれるのを待っていた息子

雅治くんが反抗期だと涙ぐむみのりちゃんを慰めながら、役員の仕事のこいのぼり作りを始めます。工作は得意だと告げ、未だ落ち込んでいる彼女へ「拓哉くんを見てきたら?」と言いました。お言葉に甘えて、とみのりちゃんが出ていき、私はこいのぼり作りに没頭します。いつの間にか結構な時間が経っていたため、未だに戻らないばみのりちゃんを探しに教室を出ると、そこには作業に戻らず、先生と楽しそうに話すみのりちゃんがいました。

二人を見ている私に気づいたみのりちゃんが「あっ、麻衣ちゃん。ごめんね、おまかせしちゃって」と駆け寄ってきます。「ううん、こっちは大丈夫だよ。少し元気出た・・・かな?」と返事をしました。

みのりちゃんは嬉しそうに「うん!先生に話したらスッキリした!」と言いました。嬉しそうな笑顔にモヤモヤした気持ちを抑えて「そっか、それならよかった」と言いました。

みのりちゃんが私の作ったこいのぼりを見て「わ〜。めっちゃかわいい!麻衣ちゃん器用すぎ!」と絶賛してくれました。「えへへ。そうかな」照れ笑いをすると、みのりちゃんが改まった様子で「麻衣ちゃん・・・」と見つめてきます。

そして「本当にありがとう!麻衣ちゃんみたいな友達がいて幸せ」と抱き着いてきました。みのりちゃんの態度にじーんとしながら「いえいえ。また何かあったらいつでも言ってね」と返します。「スッキリしたらお腹すいた〜!またこないだの店でランチでもしよっか」と提案してきたため、私も「うん、そうしよ!」と言いました。

しかしその晩、律が「ママ、どうして今日僕を見にきてくれなかったの?」と聞いてきます。「律・・・」そんな息子の顔に、私は申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

麻衣さんのつくったこいのぼりを絶賛し、麻衣さんのような友達がいて幸せと嬉しそうに言うみのりさん。その態度は憎めませんが、律君を悲しませてしまう原因にもなってしまいました。仲が良くなっても、どこかみのりさんに振り回されている印象を受けますね。

※フレネミーとは・・
「フレネミー」は、英語の「フレンド(友人)」と「エネミー(敵)」を組み合わせた造語として広く知られている言葉です。
単なる敵よりも、心理的な距離が近い分だけ対処が難しい関係性とされています。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

監修・校正:ママ広場編集部 編集:石野スズ
脚本:あおいゆめ
作画:ポジョ

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