母親が見にきてくれるのを待っていた息子

雅治くんが反抗期だと涙ぐむみのりちゃんを慰めながら、役員の仕事のこいのぼり作りを始めます。工作は得意だと告げ、未だ落ち込んでいる彼女へ「拓哉くんを見てきたら?」と言いました。お言葉に甘えて、とみのりちゃんが出ていき、私はこいのぼり作りに没頭します。いつの間にか結構な時間が経っていたため、未だに戻らないばみのりちゃんを探しに教室を出ると、そこには作業に戻らず、先生と楽しそうに話すみのりちゃんがいました。
二人を見ている私に気づいたみのりちゃんが「あっ、麻衣ちゃん。ごめんね、おまかせしちゃって」と駆け寄ってきます。「ううん、こっちは大丈夫だよ。少し元気出た・・・かな?」と返事をしました。

みのりちゃんは嬉しそうに「うん!先生に話したらスッキリした!」と言いました。嬉しそうな笑顔にモヤモヤした気持ちを抑えて「そっか、それならよかった」と言いました。

みのりちゃんが私の作ったこいのぼりを見て「わ〜。めっちゃかわいい!麻衣ちゃん器用すぎ!」と絶賛してくれました。「えへへ。そうかな」照れ笑いをすると、みのりちゃんが改まった様子で「麻衣ちゃん・・・」と見つめてきます。

そして「本当にありがとう!麻衣ちゃんみたいな友達がいて幸せ」と抱き着いてきました。みのりちゃんの態度にじーんとしながら「いえいえ。また何かあったらいつでも言ってね」と返します。「スッキリしたらお腹すいた〜!またこないだの店でランチでもしよっか」と提案してきたため、私も「うん、そうしよ!」と言いました。

しかしその晩、律が「ママ、どうして今日僕を見にきてくれなかったの?」と聞いてきます。「律・・・」そんな息子の顔に、私は申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
麻衣さんのつくったこいのぼりを絶賛し、麻衣さんのような友達がいて幸せと嬉しそうに言うみのりさん。その態度は憎めませんが、律君を悲しませてしまう原因にもなってしまいました。仲が良くなっても、どこかみのりさんに振り回されている印象を受けますね。
※フレネミーとは・・
「フレネミー」は、英語の「フレンド(友人)」と「エネミー(敵)」を組み合わせた造語として広く知られている言葉です。
単なる敵よりも、心理的な距離が近い分だけ対処が難しい関係性とされています。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
監修・校正:ママ広場編集部 編集:石野スズ
脚本:あおいゆめ
作画:ポジョ
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