[4]タワマン妻はフレネミー|忠告を信じてラフな服装で行ったのに。当の本人はジャケットでキメキメだった

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前回のお話

麻衣さんは、夫の孝さんと息子の律くんと暮らすワーキングママ。知らない土地に引っ越してきて不安でいっぱいでしたが、幼稚園の組と住んでいるマンションが同じみのりさんに声をかけてもらい、なんとか打ち解けることができました。翌日、律くんを幼稚園に送ろうとすると、エントランスでみのりさんの姿を見つけます。世間話をしながら子どもたちを送り届け、仕事に向かおうとすると、みのりさんから「この園働いているママ少ないから、そういう服はちょっと浮いちゃうかも」と送り迎えの服装を指摘されてしまったのでした。

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こんなにラフなの、私だけ?

仕事の日、いつも通りジャケットにスラックスと綺麗めな格好で律を幼稚園に送り届けると、みのりちゃんから「この園働いているママ少ないから、そういう服はちょっと浮いちゃうかも」と忠告されました。きちんとした格好だから問題ないと思っていたけど、働いていないママが多い園ではそんな空気があるのかもしれません。

数日後の朝。みのりちゃんから言われた言葉が頭から離れず、私は何を着ていけばいいのか分からなくなっていました。あれこれ悩んでいるうちに時間だけが過ぎていき、ついには律から「早く幼稚園行こうよ~」と急かされてしまいます。「今日は仕事もないし、これでいっか」私はとりあえず目についたパーカーとジーンズを身にまとい、慌てて幼稚園へ向かいました。

なんとかギリギリ間に合った。息を整えていると、少し離れたところから「わ~!拓哉くんママかっこいい~!」という声が聞こえてきました。思わずそっちへ目を向けると、そこにはジャケットにスラックスを合わせた、綺麗めな格好をしたみのりちゃんが立っていました。

みのりちゃんは私に気がつくと「麻衣ちゃん、おはよう!」と声をかけてきました。私は「おはよう、素敵なお洋服だね!」と、とっさにみのりちゃんの服装を褒めます。すると彼女は「たまたま旦那が買ってくれてさぁ」と嬉しそうに笑いました。あらためて周りを見渡すと、ほかのママさんたちも結構ちゃんとした服を着てる。よく考えず、パーカーにジーンズというラフな格好で来てしまった自分が、急に恥ずかしくなってきました。

この前みのりちゃんに「ジャケットは浮いちゃうかも」と言われたから、今日はあえてラフな格好で来たのに・・・。モヤモヤした気持ちを抱えていると、みのりちゃんが「麻衣ちゃん、今日お休みならランチでもいかない?」と誘ってくれました。けれど、あまりにもラフな服装が気になってしまい、「今日はちょっと用事があって」と、とっさに断ってしまいました。

きっと深い意味なんてないはず。この前だって、私のことを思って忠告してくれたんだし、今日はたまたま旦那さんに買ってもらった服を着てきたかっただけなのかもしれない。私の気にしすぎだとは思いますが、なんだかモヤモヤが消えませんでした。

麻衣さんには「ジャケットスタイルは浮いちゃうかも」と言っておきながら、当の本人はジャケットにスラックス姿で自慢気に送り迎え。深い意味はないと思いますが、なんだかモヤモヤしてしまいますね。

※フレネミーとは・・
「フレネミー」は、英語の「フレンド(友人)」と「エネミー(敵)」を組み合わせた造語として広く知られている言葉です。
単なる敵よりも、心理的な距離が近い分だけ対処が難しい関係性とされています。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

監修・校正:ママ広場編集部 編集:石野スズ
脚本:あおいゆめ
作画:ポジョ

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