[15]最上級の離婚|計画の方向性はバッチリと法律のプロからお墨付き。浮気されたダメージはないかと聞かれた妻は平気だとさらり

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前回のお話

凛さんは、夫の春樹さんと3歳の息子ケイタくんと暮らすお母さんで、子育てしながら技術営業として働く理系女子。ある日洗濯物の中に見覚えのない春樹さんの下着を見つけ、春樹さんの浮気を疑い始めます。離婚経験者の母親に相談すると金銭面での大変さを指摘され、熟考した凛さんは自分とケイタくんに絶対的に有利な条件で離婚する長期計画を立てました。早速春樹さんから浮気の自白を取ることに成功した凛さんが幼馴染の奈々子さんに離婚計画を話すと、奈々子さんは協力を申し出てくれました。その後、春樹さんの動向を日記に残し、カードの利用明細をチェックして着々と浮気の証拠を集めていく凛さん。春樹さんから取引先と泊まりでゴルフに行ってもいいかと言われた凛さんはすんなり承諾すると、当日は義母の誕生日のお祝いをするためケイタくんと義実家へ。さりげなくケイタくんの学費の話を持ち出した凛さんに、義両親は資金面での協力を申し出てくれ、離婚に向けて計画通りに進んでいることに手ごたえを感じる凛さん。その後、ゴルフ旅行から帰って来てやたらと饒舌な春樹さんに義両親からの援助の話しと学資保険について話題を振った凛さんは、「凛に任せる」と想定通りの一言を春樹さんからもらいケイタくんのための積立を始めます。凛さんは、ケイタくんの学費の心配がなくなった春樹さんが今まで以上に浮気相手にお金を使うだろうと予想。そんなある日、奈々子さんの兄で凛さんも兄のように慕っていた浩明さんからメッセージが届きます。奈々子さんから凛さんの離婚計画を聞いた浩明さんが心配して相談に乗ってくれることになりました。浩明さんは妻の浮気で離婚しており、行政書士でもありました。

1話目から読む

浮気されたことを心配されるも意外と平気

浮気している春樹との離婚に向けて長期計画を立て、着々と準備を進めていたある日、幼馴染の浩くんからメッセージが届きました。浩くんは奈々子のお兄さんで、私にとっても兄のような存在。行政書士であり元妻の浮気で離婚していてる浩くんは、奈々子から私のことを聞いて心配して連絡をくれたのでした。私も浩くんには一度相談に乗ってもらおうと思っていたので、会って話しを聞いてもらうことにしました。

当日はカフェで待ち合わせ。奈々子も心配して来てくれました。「奈々子から凛の作戦というか方向性は聞いた。お金と証拠をガッツリ貯めて有利に離婚・・ってことだよな」と浩くんから離婚計画の方向性を確認された私は、「そう。春樹の浮気の証拠は集めてる最中。ケイタの養育費としては義両親からは毎年の非課税範囲内での贈与、学資保険の積み立てで貯めていく予定」と現状を話しました。

「もう、そこまで準備したんだ」と奈々子は驚いていましたが、このくらいは当然だと思っています。「もちろん。この前のウソ接待ゴルフで温泉地に一泊してる証拠もゲットしてるよ」と証拠を見せながら「離婚経験者兼法律家としてアドバイスある?」と浩くんに尋ねると、

「方向性としてはばっちりだと思う。もう少し決定的な浮気の証拠があれば完璧なんじゃないかな。あとは、浮気の証拠を集めていることや離婚を考えてることを夫に知られないように」とアドバイスしてくれました。私の考える離婚計画の方向性が間違っていないと言ってもらえ、ホッとすると同時に改めて気持ちを引き締めました。

有利に離婚するために意気込む私に、浩くんは「凛は昔からしっかりしてるもんな。でも、本当に平気なのか?」と心配そうに尋ねました。一瞬何を聞かれているのかわかりませんでした。「いや、夫に浮気されたダメージとかストレスというか・・あまり無理するなよ」と浩くんは気遣うように言いましたが、私は「何が?」と聞き返しました。浩くんには私が無理をしているように見えたのでしょうか?

私は「意外に平気なんだよね。今は春樹のこと浮気してる薄汚いヤローにしか見えてないし」と淡々と答えました。そんな私を見て安心したようで浩くんは「マジ強いな」と安堵の表情を浮かべ、「お兄も、絶対凛の敵に回っちゃだめだよ」と茶化す奈々子に「だな」と言って笑っていました。そう、私は春樹に浮気されたことに対してショックの気持ちよりも怒りのほうが強く、今は絶対的に有利に離婚することしか頭にありません。

法律のプロである浩明さんから凛さんの計画の方向性はバッチリだとお墨付きをもらいひとまず安心ですね。浮気されたダメージはないと言い切る凛さんですが、一人では心細くなることもあるでしょうし、こうやって相談に乗ってくれる人がいるのはとても心強いですね。

※税金・贈与に関する内容は一般的な参考情報です。実際の取扱いは状況により異なるため、詳細は税理士等の専門家へご相談ください。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:YUKA

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