[21]残念な僕の母親|映画ヒットの記念パーティで叔母のドレスを見立てることになり俄然やる気になる母

アイコンイメージ
前回のお話

高級マンションで暮らす、素顔非公開の超人気マンガ家知佳さんを叔母に持つ高校生のユウトくん。ユウトくんの母麻里さんと父宗太さんは、麻里さんが知佳さんの財産を狙ったことが原因で離婚しており父子家庭に。麻里さんの希望で月に一度顔を合わせてはいるものの、お金の話題ばかりでユウトくんはうんざり。ある日、いつも通り知佳さんのマンションに向かうと、入り口で不審な動きをする麻里さんの姿が。何をしているのか聞いても麻里さんは頑なに口を閉ざします。どうせお金が欲しいだけだと察したユウトくんは、「もう来ないでくれ」と麻里さんを突き放しました。それ以降、麻里さんは知佳さんのマンションに姿を現さなくなりましたが、今度はポストに脅迫めいた手紙が投函されます。麻里さんの仕業に違いないと思ったユウトくんは、入り口を見張ることにします。すると数日も経たないうちに犯人と思われる人物が現れますが、犯人は麻里さんではなく別人でした。ユウトくんは犯人に襲われそうになるも、麻里さんの登場により無傷で済みます。その後、警察により犯人は無事捕まりました。ひと段落したところでお礼を告げて帰ろうとすると、祖母がお礼も兼ねて麻里さんをうちに呼びたいと言ってくれます。その言葉に嬉しくなりながら最寄り駅に向かうと、ユウトくんを待っている麻里さんがいました。ユウトくんは麻里さんへ犯人が逮捕されたことと、疑ったことへの謝罪、そして「これからはもっとたくさん話そう」と提案し、麻里さんも「そうね、そうしましょう」と言ってくれました。知佳さんの家に招かれた麻里さんは、今までの自分の行いを詫び、知佳さんのことはこれからも黙っていると言います。そんな中ひょっこり顔を出した父が、母へジュエリー店の販売員の話を持ってきました。活き活きとした顔で話を勧める母を見て、祖母が知佳さんが映画ヒット記念のパーティで着る服を選んで欲しいとお願いします。

1話目から読む

「完璧に仕上げますから」と自信満々に受ける母

皆で話しているなか、ひょっこり顔を出した父に、母は最初嫌そうにしますが、「ジュエリーの店を出す知り合いが販売員を探している」と告げると態度を一変。詳しい話を聞き、母から連絡を取ることになりました。それを見ていたおばあちゃんが、映画ヒットの記念パーティに出席する知佳さんの服も選んで欲しいと言い出し、目を輝かせた母が「やります!」と力強く答えました。

「いやいや、いいデス。私、服、持ってるし!新しいのイラナイ」尻込みする知佳さんへ、母が「それ、前のイベントで着てた、あのダサイスーツでしょ。ありえない!」とばっさり一言。「でも、私の写真はどこにも掲載されない、平気デス」とひたすら回避しようとしますが・・・・。

「そうはいっても、出版社の方や、声優の方とかもたくさんいらっしゃるのよ?もう少しちゃんとしたほうがいいと思うの」とおばあちゃんが心配そうに言いました。追い詰められた知佳さんがちらりとユカさんを見つつ「私無理、いつものでいいデス」と返します。

助けを求められたユカさんは、きりっとした顔で「知佳さん・・・いや、緑乃先生。いいと思います。私も、先生の正装見てみたいです!!」と言い切りました。知佳さんを助けてくれる人はどうやら周りにいなさそうです。

父はのんきに「ははっ、ユカちゃん面白いな~」といいながらお茶を飲んでいます。僕は恐る恐る「知佳さん、大丈夫!?」を声をかけますが、知佳さんは心ここにあらず、といった感じでした。

母が「私に任せてください!完璧に仕上げますから」と告げると、「お願いね」とニコニコしながらおばあちゃんが答えます。その横で、知佳さんは「エェ~・・・」と冷や汗をかいていました。

あれよあれよという間に、映画ヒットの記念パーティで知佳さんが着る服をプロデュースすることにいなった麻里さん。自信満々ですが、どんなスタイルになるのか楽しみですね。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ

最新のコメント
  • まだこの記事にコメントはありません。最初のひとりになってみませんか?

この記事をSHAREする