突然は困るけど・・つらい時は助けたい

事前の連絡もなく「今から行くね」と子ども達と訪ねてきた義姉は、最初から我が家に泊まるつもりで来ていたことが分かりました。普段は義姉の言いなりのヒロキもさすがに「なんだよそれ?!」と反論すると、義姉は「たまには息抜きしたかった」と本音を漏らし「たまには誰かのご飯食べて、誰かに子供たち見てもらって、好きなように過ごしたっていいじゃない!」と気持ちを爆発させました。
断られることがわかっていたから事前に連絡しなかったと開き直ったように言った義姉は、ヒロキが「だからってこんな迷惑なこと・・」と言うと「分かってるわよ!迷惑ってことくらい!!」と声を荒げました。そんな義姉の様子を子ども達も心配そうに見ています。迷惑だと分かっていながら我が家に押しかけやりたい放題だった義姉・・。もちろん迷惑だったけれど、そうせざるを得ないくらい義姉が追い詰められていたのかもしれない・・。

私は大きく息を吐き、たっくんの抱っこをヒロキに替わってもらうと、義姉のほうに向きなおりました。私が「お義姉さん、今後うちに突然来るのはやめてください。来た時はタバコも吸わないで・・我が家のルールを守ってください」と毅然と伝えると、「・・うん」と力なく返した義姉。

そして、私が「・・毎週は難しいけど・・」と言葉を続けると、義姉は「・・え?」と驚いた顔で私の方を見ました。困惑の表情を浮かべる義姉に「もしもうちに頼りたくなったら、最低でも二週間前には連絡をくださいね」と伝え、

「また辛くなったら来てください」と言うと、義姉は「・・うん・・!」と涙ぐんでいました。義姉の子ども達に「ごめんね・・今日はお泊まりのこと聞いてなかったんだ」とお泊まりができないことを伝えると、みんな文句を言うこともなくすぐに納得してくれ、「またごはん食べに来ていい?」「またたっくんと遊びに来ていい?」と残念そうに言いました。「うん、今度は泊まりにおいで!」と伝えるととても喜んでくれました。

しばらくして気持ちが落ち着いた義姉は「・・今日はごめんね」と私にちゃんと謝ってくれました。突然やって来てワガママ放題の義姉に困らされたことは確かですが、それほどまでに義姉も追い詰められていたのだと思います。どんなに子どもが可愛くても、終わりの見えない家事育児の毎日にちょっと疲れてしまい、少し一人になりたい、息抜きしたいと思う義姉の気持ちは分かる気がしました。「今度は突然はやめてくださいね。でも・・よかったらまた息抜きに来てください」そう言うと、義姉は「うん・・ありがとう」と穏やかに言いました。それ以来・・

義姉との確執も消え、今では仲良くお付き合いしています。義姉が息抜きをしたくなったら事前に連絡をもらって我が家に泊まりに来てもらい、私がご飯を作ったりする代わりに育児の先輩である義姉に私もいろいろと悩みを聞いてもらったり、ヒロキは子ども達の相手をしてくれたり・・。これからも相手に迷惑をかけず、でも困った時は助け合える良い関係を続けていけたらと思っています。
たまには息抜きをしたいという義姉の気持ちはとてもわかりますが、だからといって相手の迷惑を考えず強引な手段に出るのは良くないですよね。親しき中にも礼儀あり。自分達のルールを守ることを条件に義姉に手を差しのべたマリコさん。この先、もしマリコさんが同じように息抜きがしたくなったときには、今度は義姉がマリコさんに手を差しのべてくれるのではないでしょうか。そんな風に助け合える関係が続くと良いですね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:みつけまま
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マリコさんすごいね。
疲れて楽したい私のために家政婦になれよ!って言われて、自分も忙しいのに許してあげるんだ……
こんな義姉なんて塩撒いて追い返せよ