[18]残念な僕の母親|互いの考えを知るためにも、もっと話そうと提案する僕に頷いてくれた母

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前回のお話

高級マンションで暮らす、素顔非公開の超人気マンガ家知佳さんを叔母に持つ高校生のユウトくん。ユウトくんの母麻里さんと父宗太さんは、麻里さんが知佳さんの財産を狙ったことが原因で離婚しており父子家庭に。麻里さんの希望で月に一度顔を合わせてはいるものの、お金の話題ばかりでユウトくんは嫌気が差します。そんなある日、いつも通り知佳さんのマンションに向かうと、入り口で不審な動きをする麻里さんの姿が。何をしているのか聞き出そうとするも、麻里さんは頑なに口を閉ざします。どうせお金が欲しいだけだと察したユウトくんは、「もう来ないでくれ」と麻里さんを突き放しました。それ以降、麻里さんは知佳さんのマンションに姿を現さなくなりましたが、今度はポストに脅迫めいた手紙が投函されます。麻里さんの仕業に違いないと思ったユウトくんは、学校に行く前と帰りに入り口を見張ることにします。すると数日も経たないうちに犯人と思われる人物の姿が。しかし犯人は麻里さんではなく全くの別人。ユウトくんは犯人に襲われそうになるも、麻里さんの登場により無傷で済みました。その後、警察が入ったことにより、犯人は無事捕まりました。ひと段落したところでお礼を告げて帰ろうとすると、祖母がお礼も兼ねて一度うちに呼びたいと言ってくれます。その言葉に嬉しくなりながら最寄り駅に向かうと、ユウトくんを待っている麻里さんがいました。

1話目から読む

僕の考えも知ってほしいし、母さんの思いも知りたい

犯人も捕まりひと段落したところで、僕はユカさんにお礼をいい、帰ることにしました。するとユカさんが最初の頃母を疑ったことを謝って欲しいと言い、さらにおばあちゃんが「話もしたいし、一度うちに呼びましょう」と提案してくれました。その言葉に嬉しくなりながら最寄り駅に着くと、そこには僕を待っている母がいました。

犯人逮捕の報告に母は「そう、犯人つかまったのね」と言います。僕は「その、助けてくれて、ありがとう。それと・・・疑って、ごめん」とずっと言いたかった言葉を口に出しました。

「いいのよ。私のこれまでの態度じゃ疑われて当然だし」と自嘲気味に言う母へ、「あの、おばあちゃんが、犯人捕まえるのに協力してくれたお礼に、一度呼びたいって」と、おばあちゃんの提案を告げました。

僕の言葉に「いいのかしら・・・知佳さんとユカさん、嫌がってたんじゃない?」と言いました。僕は頭によぎる二人の顔を思い出しながら、「え?そ、そんなことないけど・・・」となんとか誤魔化します。

すると母が「私も一度、話したいことあったし、ちょうどいいか。ユウト、日にち決まったら知らせて」と苦笑しながら言いました。そんな母へ、僕はずっと考えていたことを言います。「あのね、母さん・・・」「なぁに?」

「これからは、もっと、たくさん話そう。僕の考えも知ってほしいし、母さんの思ってることも知りたい」勇気を出して告げた言葉に、母は「そうね。そうしましょう」と同意してくれました。

麻里さんに感謝を告げ、これからはもっと話そうと言うユウトくん。今までの麻里さんの行動や自分の思い違いに色々と思うところがあったのでしょう。お互いを知ることで、良い親子関係を築くきっかけになるといいですね。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ

最新のコメント
  • ふーちゃん より

    何か急にいい人キャラになってない?

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