[3]最上級の離婚|計画は入念に。自分と息子に絶対的有利な離婚をゴールに設定した長期計画を考える

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前回のお話

凛さんは、夫の春樹さんと3歳の息子ケイタくんと暮らすお母さん。子育てしながら技術営業として働いている、いわゆる理系女子です。ある日いつものように洗濯をしていると、見覚えのない夫の下着に気がつきます。いつもは量販店のものなのに、珍しく高級ブランド。しかも、ケイタくんをお風呂に入れてほしいと頼むと「今日は1人でゆっくり入りたい」と挙動不審な態度に、凛さんは春樹さんの浮気を疑います。離婚する気満々で母親に相談するも「金銭面で苦労すると思うから冷静に考えた方がいい」と言われ、熟考した結果、今は離婚するタイミングではないという結論に至ったのでした。

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自分たちに有利な条件を勝ち取るためにすべきこと

離婚を考えていることを母に話すと、「自分も勢いで離婚した経験があるから冷静に考えたほうがいい」と言われました。たしかに母の言うことも一理あると思った私は、離婚するタイミングについて改めて考えてみることに。春樹はケイタを可愛がってくれているし、養育費も払ってくれると思うけど、万が一浮気相手と再婚して子どもができたら絶対に滞る。・・・そうなると、離婚するタイミングは今すぐではないかもしれません。

私とケイタのことを裏切った春樹と、同じ屋根の下で暮らし続けるのはもちろん嫌です。でも、離婚を原因にケイタに金銭的な苦労を強いるのはもっと嫌でした。私は熟考した結果、『自分とケイタに絶対的に有利な離婚』をゴールに設定した長期計画を考えることにしたのです。

そのためには、まず敵の分析から始める必要があります。春樹を夫として見ると、顔はそこそこで優しく、マメでモテる。その性格から、今回の浮気を許したところで今後も同じようなことが起こると考えるのが自然です。実家はやや資産家で一人息子ということもあり、両親からの援助もそこそこ期待できます。・・・そうなると、夫としては結構いい条件なのかもしれません。

次に、春樹を父親として見た場合。ケイタのことは可愛がっているけど、一人でお世話をするのは無理。ケイタより自分の趣味を優先させがちなところを見ると、父親としての自覚は若干足りないと分析できます。まぁ、そこまで悪い父親ではありませんが。

これらの状況を踏まえて今の私がすべきことは、『春樹の浮気の証拠を確実につかんでおく』『春樹に浮気を認めさせて、公然の事実としておく』『ケイタの養育費を確保しておく』の3つ。

どうせ離婚するなら、親権は絶対に私。これだけは譲れません。そして、離婚後に金銭面で苦労しないためにも、『ケイタに関するお金は確実に得ること』と『生活基盤となる自分の仕事の見直し』は必須。加えて、親権と養育費を確実に得るために、『離婚原因は春樹にあることを固める』と同時に『援助を狙うために義実家との関係を悪化させないこと』もミッション。ここをしっかり揃えて、最上級の離婚を目指します。

さすが物事を合理的に考えるのが得意な凛さん。自分とケイタくんに有利な条件を勝ち取るために、綿密なプランを設定しました。この計画が無事遂行できた先には、きっと幸せな未来が待っているはずです。

※税金・贈与に関する内容は一般的な参考情報です。実際の取扱いは状況により異なるため、詳細は税理士等の専門家へご相談ください。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:YUKA

最新のコメント
  • ななぴょん より

    夫に対する評価甘くない?
    顔なんかどうでもいいじゃん。

  • ぬい より

    頼もしい〜!!!新しいタイプの主人公だ。このくらい冷静に現実見て夫を利用するくらいに思わないと何度とも裏切られた悔しさは拭えないよね。がんばれ!

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