[55完]実母が嫁いびり義母になっていた|言葉にしないと思いは伝わらない。このことを忘れずに新しい家族と過ごしていく

アイコンイメージ
前回のお話

彼氏の隆明さんと婚約したカオリさんは、報告のために訪れた実家で、実母が義姉のみずほさんに嫁いびりをしている現場を目撃します。抗議しても母は聞く耳を持たず、兄の憲一さんや父も見て見ぬふり。カオリさんは状況を変えるため、従姉のよっちゃんと隆明さんに協力を求め、ある作戦を立てました。それは、隆明さんの実家でも同じように嫁が苦しめられる構図が用意されているというもの。母は「こんな家に嫁がせるために育てたんじゃない!」と結婚に猛反対しますが、千恵さんから「どの口が言ってるの?」と一喝され、自分がみずほさんにしてきた仕打ちをようやく自覚し、謝罪します。落ち着いたところでネタばらしと話し合いが行われ、みずほさんは千恵さん管理のアパートへ移ることに。しかし皆が笑顔になる中、憲一さんだけは浮かない様子でした。憲一さんは、昔から運動も勉強もそつなくこなせるみずほさんに強いコンプレックスを抱いていたよう。みずほさんが両親を事故で亡くしていなければ、今頃都会で結婚していたのは、とずっと思っていたそうです。その話を聞いたよっちゃんは、「みずほの方こそ行き場を失くした自分を憐れんで結婚してくれたんじゃないかと言っていた」と打ち明けました。憲一さんは、みずほさんと話すため、急いで部屋に向かいました。翌朝、朝食の準備に遅れたみずほさんへぎこちなくも優しく接する母を見て、少しほっとするカオリさん。その後、別居を始めたみずほさん達の近況をよっちゃんから聞き、憲一さんやみずほさんだけでなく、父母も良い方向へ向かい始めていることを感じました。

1話目から読む

自分の結婚がきっかけとなって家族が変わった

母たちと兄夫婦の別居後しばらくして、よっちゃんからさまざまな近況を聞きました。父母は初めて2人で温泉旅行に行く計画があることや、母とみずほ先輩が少しずつ話をするようになったことも聞けて、別居がいい方向へ向いたことを実感します。よっちゃんとの楽しい会話後一息付いたとき、彼女に言われた言葉を思い出しました。

結婚の報告時、よっちゃんが言っていた言葉は「もしかしたら、カオリの結婚はあの家が変わるきっかけの一つになるかも」というものです。

その通りになって本当に良かった・・・私はよっちゃんの言葉をしみじみと噛み締めました。そして結婚式当日。「隆明さん、カオリ、結婚おめでとー!」

家族たちがみんな嬉しそうにお祝いしてくれている姿に、少し前までそんな風景がなかったかもしれないことを、改めて感じます。今回のことで、思い合っていても、言葉にしないと伝わらないことは多いということを知りました。

そのことを忘れないように、隆明さんと新しい家族として、ずっと仲良くなっていけたらいいな、と幸せな結婚式のなかで、しっかりと心に刻みました。

そばにいることに慣れてしまうと、感謝や謝罪の言葉を省略していまうこともあります。それが進めばいつの間にか、相手を思いやる気持ちも薄くなってしまうのかもしれません。今回のことを忘れずに、カオリさんは隆明さんと幸せな家庭を築いていけたらいいですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:dechi

最新のコメント
  • まだこの記事にコメントはありません。最初のひとりになってみませんか?

この記事をSHAREする