他に行く場所はないと諦めてくれると思っていた

両親を亡くし、ひどく落ち込んでいたみずほ先輩へプロポーズした兄は最初、立ち直れなくなったみずほ先輩を自分が助けようと思っていました。しかし、もしみずほ先輩のご両親が生きていれば、都会の大学に行きそのまま就職、そしてそこで出会っていた人と結婚していたのではないか、という考えに苛まれていました。
それを聞いたよっちゃんは「確かに進学はしたかもしれないけれど・・・」と言葉をかけますが、兄は「俺は、たまたまみずほの近くにいただけ、都会に行ってればもっと・・・」と力なく続けます。

「・・・そんなこと」よっちゃんが小さく否定しかけますが、兄は思いつめたように、「だから、いつかみずほがどこかへ行ってしまうんじゃないかって・・・怖かった」と言いました。

兄は、「母さんがみずほに色々してたのも、みて見ないふりをしてた・・・」と己の行いを弱々しい声で告げます。

「他に行く場所なんてないんだからここにいるしかないんだぞって、みずほが諦めてくれる気がして・・・」

隆明さんから「みずほさんに家を出たいって、言われたことあるんですか?」と問われると、兄は「口にや態度に出したことはないよ。でも他に行く当てなんてないから・・・」と複雑な顔で返しました。

突然よっちゃんが勢いよく兄の頭を叩きました。「いでっ」驚く兄の肩をバシバシと叩きながら、さらに「黙って聞いていれば・・・憲一のアホ!」と怒りの声をあげます。
たまたま近くにいたから自分を選んでくれたと思っている憲一さん。だから母親から辛く当たられても見て見ぬふりをすることで、どこにも行く場所ないと諦めてくれるのでは、と思い込んでいたようです。気持ちは分かりますが、みずほ先輩がどんな思いでいたのかも、考えてほしかったですね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:dechi
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ここにいるしかないって思わせるんじゃなく
守って守って守ってやって、ここにいたいって思わせてやれよ!!
バカ旦那だな。ホントに。
ああ、腹立つこの男!意地悪な姑も空気舅も悪いけど、憲一が1番悪い!弱みに付け込んだ結婚か。みずほさんにとって、どうするのが幸せなんだろうか。