[1]在宅ワークのオレ、妻の怒りを買う|家族一緒にいるのに生活リズムがズレてきた夫。家事が増えていく妻はため息

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前回のお話

最近は働き方も多様化し、在宅ワークも珍しくなくなってきましたね。今回は、在宅ワークを始めた夫が知らず知らずのうちに妻の怒りを買ってしまっていたお話です。

起きない夫に朝食準備2回目の妻

オレの会社でも在宅ワークが可能になり、物置部屋を片付けて仕事部屋にすることにしました。妻のゆきのと娘のさくらも手伝ってくれ、なんとか仕事ができる状態になりました。

通勤時間が無くなるので最初は在宅ワークっていいなと思っていたのですが・・良くも悪くもいつでも仕事ができてしまうので、ついつい遅くまで仕事をしてしまって寝る時間が遅くなってしまうことが増えていきました。さくらの寝かしつけと家事を終えた妻に「まだお仕事残ってるの?」と聞かれ、「ごめん。もうちょっとやってく。先に寝てて」と返す日々が続きました。

子どもはいつも通りの早寝早起き。寝る時間が遅くなったオレは朝起きられず、妻と子どもと生活リズムがずれてきてしまいました。朝、「いつまで寝てるの~?私とさくら、朝ご飯食べちゃったよ」と妻の声が聞こえますが、眠くて目も開けられないオレは「うーん・・始業ギリギリまで寝かせて・・」と答えるのが精いっぱい。子どもが「起きてー」と起こしに来ても、始業まで少しでも寝ておきたいオレは聞こえないフリを貫きます。

しばらくして、まだ寝ていたい気持ちに抗ってなんとか起き上がりダイニングの席についたオレは、時計を見て驚きました。まだ朝ごはんも食べていないのに、始業までもう10分くらいしかありません。「やばっ!もうこんな時間?もう少し早く起こしてよ!!」と慌てるオレに、妻は「だって寝かせろって言うから・・」とぼそり。いやいや・・そうは言ってもオレの始業時間は知ってるんだから、準備の時間とかを考えてもう少し臨機応変に対応してくれてもいいですよね。

オレはトーストを少しだけかじって急いで立ち上がり、「あ~ヒゲと寝グセ・・まぁいいか。どうせ誰にも会わないし。それじゃ仕事部屋行くから!」と妻に声をかけてコーヒーを持って仕事部屋に向かいました。後ろから「ちょっとパパ!」と少し怒っているような妻の声がしましたが、始業時間に遅れそうなオレは聞こえないフリをして仕事部屋に急ぎました。オレが起きるのが遅くなったせいで、専業主婦のママは自分たちとオレの分の2回ずつ食事の準備と片付けをすることになっていることに、この時のオレはまだ気づいていませんでした。

朝食を準備してくれる妻に面倒をかけている自覚は少しありますが、寝るのが遅くなってしまうのも遊んでいるわけではなくて仕事ですし、妻もそれは理解してくれていると思います。
在宅ワークが始まってオレの生活リズムが変わったことを妻がどう思っているのか・・オレは考えもしませんでした。

メリットもデメリットもある在宅ワーク。うまく活用できればとても便利な制度ですが、家で仕事をするとなるとどうしても家族の協力が必要になってきますよね。生活リズムがズレてしまった主人公が不自由なく今まで通りの生活ができるのは裏で妻が調整してくれているからなのですが、どうやら本人は自分のことしか見えていないようですね。

※この記事は過去に公開したものを再掲しています。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:左近寺しゅうり

最新のコメント
  • MKⅡ より

    せめて規則正しい生活をしようよ。じゃないと今度こそ、離婚になってしまうよ。

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