彼女の都合は一切考えない自己中彼氏

付き合い始めの頃に比べて、レイの中での私の優先度は確実に下がっていました。前々から一緒に観に行こうと約束していた映画も、「友達に誘われたから」という理由で、あっさり当日キャンセル。この頃から私は、レイにとって自分は一体何なのだろうと考えるようになりました。
レイが春休みに入ったある日のこと。「友達が実家に帰省するって話してて荷物が多いから送っていくことにした、車借りるね~」と連絡が入りました。車で行けるくらいだから、そう遠くまではいかないだろうと思い「いつ帰ってくるの?」と返信すると・・・

行き先は、まさかの〇〇県。私たちが住んでいる場所からは、かなりの距離があるはずです。しかもレイは高速道路を使わず、下道で行くと言っていて帰りは未定。とっさにスマホで距離を調べると、驚くことにここから800キロ以上も離れていることが分かりました。少し心配だけど、下道でゆっくり行くって言ってたし、きっと大丈夫だよね・・・?

木曜日の夜。明日も仕事があるしそろそろ寝ようかと思っていたその時、レイから電話がかかってきました。「なに?」と用件を聞くと、「俺さ、あさって帰ろうと思うんだけど、車でひとりで帰るの寂しいからここまで来てくれない?」と思わず耳を疑うようなことを言ってきたのです。

ここまで来てって・・・新幹線を乗り継いでも6時間はかかる場所です。いくら土日が休みでも、仕事終わりに移動するのは正直きつい。私が渋っていると、レイは「頼むよ~、ひとりだと途中で眠くなって事故るかもしれないしさ、明日会社終わってから新幹線乗り継げばその日に来れるよ~」と必死に頼み込んできました。結局押し切られる形で、私はしぶしぶ「わかった」と答えてしまいました。

そして翌日。仕事を早めに切り上げ、私は急いで駅へ向かいました。新幹線を乗り継ぎ、在来線に乗り換えて・・・やっとの思いでレイのいる場所にたどり着きます。「疲れた・・・遠かった」仕事終わりの長距離移動で、体力はほとんど残っていませんでした。
「ひとりで帰るのが寂しい」という自分勝手な理由で、仕事終わりのエミさんを新幹線を乗り継いで6時間もかかる場所に呼び寄せたレイさん。それでもエミさんは優しく、結局その頼みを受け入れてしまいました。本来、そこまで自分を犠牲にする必要なんてないはずなのに、好きな気持ちが残っているとそうなってしまいますよね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
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別れない理由が分からない,,,他人の時間泥棒排除していくとすごく素敵な人達と経験でまわりが埋まってくよ〜
これ彼女さんに運転させる為に
呼んだんじゃない
運転なんてしなそうだよ
行きは自分が運転したからって
言いそう