[33]実母が嫁いびり義母になっていた|いびられても守らない。悪しき因果が巡る実家が大嫌いと本音を吐露

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前回のお話

彼氏の隆明さんからプロポーズを受け婚約したカオリさんは、家族への報告のために訪れた実家で自分の母親が嫁いびりをしていることを知りショックを受けます。実家に同居する義姉のみずほさんは高校時代の部活の先輩。母親に抗議するも聞く耳を持たず、兄の憲一さんもみずほさんを庇おうともせず見て見ぬふり。優しかった母親の変わり果てた姿にショックを受けたカオリさんが、従姉で同じ部活だったよっちゃんに相談すると、カオリさんの母親が姑から酷くいびられ一人で耐えてきた過去を話してくれました。カオリさんは嫁いびりの連鎖を断ち切ることを決意。よっちゃんと隆明さん協力のもと作戦を練り、いよいよ当日がやってきました。結婚の挨拶は無事終わり、その後親戚一同で食事をすることに。親戚同士がくだらない冗談で笑うなか、みずほさんだけは表情を変えず、淡々と食事の準備を進めます。するとその様子を見ていた隆明さんは「伝統ですか?これならうちの母も喜ぶ」と何やら意味深な言葉を口にします。父親が「どういう意味だい?」と返すと、彼はおもむろに巻物のようなものを取り出し、伊藤家に伝わる妻の5か条を読み上げます。男尊女卑極まりない5か条の内容と「お義母さんの嫁のしつけが完璧」だと言う隆明さんの言葉を聞き父親が動揺しながら言いました。

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義母にいびられて嫁をいびり娘もいびられる

隆明がおもむろに取り出した伊藤家に代々伝わる「妻の5か条」なるもの。男尊女子極まりない内容によっちゃんが吹き出すも、「カオリ心しておくように」と真顔で言う隆明さん。その様子を見た父は「ちょっと、隆明くん・・?」と戸惑いながら言いました。

すると、これまで黙っていた千恵おばちゃんが突然口を開きました。
「昔から、うちは異常だと思ってたけど・・令和になってもこんな家あるのねぇ~」と呟くのを聞いて、

「千恵おばちゃん!?」私が驚いてそう言うと「フーッ」と深いため息をつく千恵おばちゃんを見て、父が神妙な顔をしていました。

そして、「志津子さんはわかるでしょ?」千恵おばちゃんは母にそう言い、「え?」と驚く母に、「自分も散々いびられて、自分は嫁をいびって」とハッキリ言いました。

「そしてまた自分の娘もいびられる。世の中よくできてるわ・・」呆れたように言う千恵おばさんの言葉を聞いて、

「姉さん!」と父が慌てて止めようとするも、千恵おばちゃんは父を無言でじっと見つめるだけ。

その後、「吾郎も憲一も分かってるでしょ?これが因果が巡るってやつ・・」千恵おばちゃんは父と兄に向って、当然分かっているはずだと言わんばかりの言葉を投げかけました。

千恵おばちゃんにそう言われた2人は無言。正論に何も言い返せず言葉を飲み込んでいるいるようでした。

「妻を守らない男は妻を守らない息子を育て、娘は夫に守られない妻になる」
千恵おばちゃんの言葉は、今の我が家を映し出しているようで、母は下を向いたまま。父も困ったように黙っているしかないようでした。

今の家族の様子をきっちり伝えた千恵おばちゃんは最後に「だから私、この家大っ嫌いなのよ・・」と険しい表情で言い捨てるように呟いたのでした。

千恵おばちゃんの言う通り、因果が巡っているカオリさんの家族。母親もつらい嫁いびりにあっていたようですが、見て見ぬふりをしていた父親、その背中を見て育った憲一さんは、みずほさんが母親にいびられるのをやっぱり見て見ぬふり・・。この悪しき連鎖を断ち切るために、カオリさんと隆明さんが出会ったのかとすら感じてしまいますよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:dechi

最新のコメント
  • あああ より

    これが4人で立てた計画だったのね!
    おばちゃんGJです!

  • ていく より

    義母ばかりが責められるけど、ホントは長年見て見ぬふりしてきた義父も、嫁を見捨てて胡坐をかいてる兄も、義母より質の悪いクズだよね。

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