[6]夫は妹至上主義|息子と甥っ子の運動会が重なった。父親がいない甥っ子に同情する夫は甥っ子の運動会を優先

アイコンイメージ
前回のお話

母親がシングルマザーで年の離れた妹カオルさんがいるシンジさんと付き合うことになったユキノさん。付き合い始めた当初から「家族優先になる」と言われており、はじめは家族思いな人なのだと好印象を抱いていたユキノさんでしたが、事あるごとにカオルさんを優先するシンジさんに次第に不満が募るものの、家族を優先することを納得した上で付き合うことを決めたのは自分。なによりシンジさんのことが大好きだったので、寂しい気持ちを我慢していました。そして数年後、カオルさんが結婚すると、父親役を終えたシンジさんはユキノさんにプロポーズ。結婚後はシンジさんがカオルさんを優先することもなくなり、ユキノさんと息子のケンシンくんのことを一番に考えてくれるようになり、家族思いのシンジさんと結婚してよかったと幸せを噛みしめていました。しかし、その幸せは長くは続きませんでした。ケンシンくんが保育園に通い始めたある日、シンジさんのもとにカオルさんが離婚したという連絡が入ります。シングルマザーになったカオルさんと小学1年生の息子タイガくんを心配するシンジさんは、「力になってあげたい」とユキノさんに話します。

1話目から読む

息子よりも甥っ子の運動会を優先する夫が理解できない

カオルさんが結婚してからはシンジの妹優先も落ち着き、私とケンシンのことを一番に考えてくれて幸せな毎日でした。そんなある日、カオルさんが離婚したという連絡が入りました。力になってあげたいとシンジに相談された私は了承する以外の選択肢はありませんでした。

それから1ヶ月後。「え?ケンシンの運動会に来ないの!?どうして?」ずいぶん前から運動会の予定は伝えていたはずなのに、突然シンジが行けないと言い出したのです。理由を聞くと、「いやぁ・・保育園と小学校の運動会の開催日が重なって・・。カオルからタイガの親子競技に出てほしいって言われて」と自分の息子の運動会よりも甥っ子の運動会を優先すると言うシンジ。腹立たしさを感じた私は「親子競技だったらカオルさんでもいいでしょ?」と反論しました。

すると、シンジは「タイガがお父さんが来るって言ったみたいでさ。だから・・」と気まずそうに言いました。「お父さんって・・」と呟く私の声は届いているのかいないのか「カオルが小学生の時、お父さんがいないって言ってたの思い出してさ」と子どもの頃のことを思い出してしんみりするシンジ。

「タイガにはそんな思いさせたくないから」とシンジは私を説得しようとしましたが、どうしても納得できない私は「ねぇ、ケンシンは?あなたはケンシンの父親なんだよ?ケンシン、パパにかけっこ見てもらうって張り切ってたんだよ?」と反論しました。だって、タイガくんがカオルさんのように父親がいなくて寂しい思いをするというのなら、ケンシンだってシンジが来なかったら寂しい思いをすることになります。それなのに、ケンシンの運動会を欠席してまでタイガくんの運動会に行くというシンジの考えは納得できるはずがありません。

「ケンシンの気持ちはどうなるのよ?」私はケンシンの気持ちを思うと涙が出そうでした。しかし、シンジは「でもケンシンはまだ小さいから、ユキノがいれば大丈夫だろ?」と言ったのです。あまりに無神経なことを言うシンジに言い返そうとしたとき、目を覚ましてしまったケンシンが「パパ~、うんどうかい来ないの?」と部屋に入って来ました。

シンジはパッと笑顔になると「大丈夫!間に合ったら行くからな!」とケンシンに言いました。その言葉に安心して「うん!ぼくがんばるね!!」と喜ぶケンシンに、シンジは「お!一等賞かな?」と笑いかけました。微笑ましい親子のやり取りですが、なぜか素直に喜べない私がいました。シンジの言葉がその場しのぎのものではないと信じたいです。

ケンシンくんとタイガくんの運動会が重なり、タイガくんの運動会に行くと言うシンジさん。タイガくんに寂しい思いをさせたくない、ケンシンくんはまだ小さいからいいだろうとよく分からない理論を持ち出してケンシンくんを軽んじるシンジさんが腹立たしいですね。

※この記事は過去に公開したものを再掲しています。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお

最新のコメント
  • あんこ より

    ケンシンくんはまだ小さいから
    自分の息子の運動会とか行事に来れるのかな?もしかしたらまたタイガくん優先なんかなぁ〜

  • MKⅡ より

    あーあ、約束も守れない奴は父親失格!いらない!離婚届けを書いて離婚すれば?

この記事をSHAREする