私のことを何だと思っているの?

見知らぬ女性と腕を組んで歩いていた省吾さんを見かけた私は、帰って来た省吾さんを問い詰めました。すると、省吾さんは隠そうともせず「昔結婚を約束した人だ」と言い、どれほどその女性を愛していたのかや、相手の親に反対されて諦めざるを得なかったという無念さを私に話しました。そして、その女性が離縁して戻って来て大変そうだから自分が面倒を見たいと言ったのです。
私と結婚していながら、昔好きだった女性の面倒も見たいという省吾さん。「そんな顔するな。やましいことはない。昔のよしみで助けたいだけだから」と省吾さんは言いましたが、女性と一緒にいるときの省吾さんの嬉しそうな顔を思い出した私は「あんな嬉しそうな顔、私にはしないじゃない」という思いがこみ上げ到底納得できませんでした。

「お前は今まで通り父さんと母さんの面倒と家のこと、あと産まれてくる子供のことを考えて家を守ってくれ」と全く悪びれない省吾さんの態度に「今まで通りって・・私のことをなんだと思ってるの?」と怒りがこみ上げました。

省吾さんには聞きたいこと、言いたいことがまだたくさんありましたが、義母がやってきて「加奈子さん、早くごはんの支度をしなさいな。グズグズしないで。言われないと動けないの?本当にできない人ね」と言われてしまい、私は慌てて台所へ行きました。

省吾さんに大切にされていると感じられず、義母にも怒られてばかり・・。涙がこみ上げてきて「・・両親に会いたい・・」と強く感じました。勇気を出して「・・お義母さん。明後日、実家のお墓参りに行ってきてもいいですか?」と聞くも「あのね、もうあなたの家はここなの。うちが優先なのよ?自覚を持ちなさい」と怒られてしまいました。

義母に逆らうことなどできません。省吾さんが庇ってくれないかとほんの少し期待しましたが、私のことなど興味がないといった感じで背を向けて何も言ってくれない省吾さん。私は「・・はい」と言うしかありませんでした。私はお腹の子を撫でながら「・・お母さん、頑張るからね」とそっと呟きました。
夫は最愛の人と運命的な再会をした。そんな感じでした。
やましいことはないと言う夫。
今まで通り、家を守ればいいと言う夫。
私の存在は一体、なんなのでしょう。
今は、女性が自立できる時代。でも、私たちの時代は違いました。女手一つで子供を育てるのは大変です。出産を控える私は、子供のことを考えた時の選択肢はひとつしかありませんでした。
この家に残ることです。
妻以外の女性を大切にする夫と厳しい義母。誰も味方のいない家で加奈子さんは一人耐えるしかないなんて辛すぎますね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
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酷い夫と酷い姑、絶対許せない。
こっそりと逃亡して、両親の元へ帰りましょう。
そして、今までの思いをぶつけて話して、場合によっては刑事告発(裁判沙汰)で、夫と姑を追い詰め形成逆転しましょう。
何時までも、泣き寝入りしたら、益々相手の思う壺になってしまいますよ、どうか諦めては駄目ですよ。
最近どこかで見たような・・・
結局夫の勘違いで家庭が壊れちゃった