娘を無下にした夫への怒りで体を震わす父


離婚条件の話し合いの日、正志は私に何の断りもなく義両親を連れて来ました。予想通りです。事前に美沙ちゃんから正志は親を連れてくるはずと聞いていた私は、父と兄を呼んでいました。兄は法律関係の仕事をしているので、私に不利な条件にならないよう意見をもらうつもりです。正志は私が一人で話し合いに臨むと思っていたようで、父と兄の姿に動揺しているように見えました。
義両親はリビングに入り父を見るや否や、床に座り「この度は、うちの正志が・・」「本当に申し訳ございません」と深々と頭を下げました。必死に謝る義両親に、厳しい口調で「橋本さん、やめてください」と言った父。

「お2人が頭を下げるようなお話ではないでしょう。ただ、私たちも理恵から先週話を聞いて驚いているんだ。まずは、正志君の話を聞かせてほしい」と正志の方に向き直った父は、怒りを必死に抑えてなんとか冷静さを保っているように見えました。父の厳しい表情に「は、はい・・」と正志も緊張しているようでした。

「僕は、地主の娘で初恋の相手でもある聡子を、聡子の兄の総一郎と共に支えて行きたいと思っています。総一郎と、地元を盛り上げるために起業したりさまざまな企画を考えていて・・これからは『多田家』の一員として動いていこうと思ってます」と強張った表情で話し出した正志は、

「いずれは・・聡子と再婚して地元で暮らしていきたいと思っています!!」と高らかに宣言しました。私やリマへの謝罪の言葉は一切なく、聡子さんと地元への募る思いを口にした正志。父も兄も呆れているようでした。
怒りのあまり、体を震わせながら言葉を絞り出す理恵さんのお父さん。夫の浮ついた心が原因で、愛する娘が捨てられるなんて、怒りが込み上げるのも無理はありませんね。しかも正志さんからは、理恵さんやリマちゃんへの謝罪は一切なく、語るのは聡子さんと地元への想いばかり。あまりにも身勝手な言動に、理恵さんのお父さんやお兄さんが呆れてしまうのも頷けます。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:dechi
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不倫の証拠はないね。
不倫は悪だけど、少なくとも「相思相愛」だよね。
正志クンが暴走しているから、「不倫?」と
「誤解」されがちだけど、証拠はないよね。
もしかして、聡子もいい迷惑なのでは?
やっぱり再婚できなかった〜って言って元妻やリマちゃんを恋しがる…てとこか?